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Your search : [ author:写真·李揚 趙永琦 文·劉東平] Total 52 Search Results,Processed in 0.166 second(s)
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41. 熱帯雨林の驚異!雲南菜陽河自然保護区
せっかく森へ行くのだから、森を探索して大自然の中でご飯を食べ、泉の水を飲み、テントの中で眠りたい。森林の懐に入り込まないで、どうして森の楽しさが分かるだろうか。雲南(ユンナン)省思茅(スーマオ)市林業局の局長さんは、そんなわたしたちの思いを読み取っていたようである。思茅市に到着した晩、菜陽河(ツアイヤンホー)自然保護区を取材に訪れたわたしたちは、早速菜陽河のほとりにある森林公園に宿を取った。幻のジ
Author: 文·劉東平 写真·胡亜華 劉東平 Year 1998 Issue 2 PDF HTML
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42. 原生林に珍獣クロテナガザルの声
哀牢山(アイロウシャン)系は雲南省の中央を元江(ユエンチアン)に沿って縦断し、主峰哀牢山(標高三一六六メートル)は北部に位置する。哀牢山自然保護区は面積五〇三·六平方キロ、森林の占める割合は七一·五%。雲南特有の常緑広葉樹が大半を占める。この常緑広葉樹林は中国の亜熱帯地域では最大のものである。また、雲南省における亜熱帯北部と亜熱帯南部の中間にあるため、多様な生態系が形成され、一四八六種の植物、八〇
Author: 文·劉東平 写真·劉東平 胡亜華 楊椿材 Year 1998 Issue 3 PDF HTML
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43. 母系家族制を伝えるモースオ―瀘沽湖を訪ねる
湖に浮かぶ「蓬莱三島」瀘沽湖は、雲南省イ(彝)族自治県と四川省の境をまたいで広がる。麗江から長距離バスで七、八時間もかかる山奥だ。朝もやのかかる湖にぼんやりと浮かんで見えるのは、黒瓦吾島、裏務比島、裏格島の「蓬莱三島」である。裏務比島の中心には真新しい裏務比寺が建ち、堂内には仏像が安置されてお香の煙に包まれている。寺の裏林には白く輝く仏塔が建っていて、二十世紀初頭、瀘沽湖一帯を支配した土司(中央政
Author: 文·劉東平 写真·胡婭華 劉東平 Year 1999 Issue 2 PDF HTML
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44. 雲南の桃源郷―中甸
麗江から北へ真っすぐ行くと、雲南の「屋根」といわれる迪慶チベット自治州に至る。迪慶高原は平均標高三、〇〇〇メートル余り、雪に覆われた五、〇〇〇メートル以上の峰が百以上もあり、広大な草原が広がっている。中甸は自治州に属する一つの県で、州都でもある。県内には数多くの景勝地がある。美しい納帕海納帕海は面積二千四百ヘクタール、三方を山に囲まれた中甸県最大の湿原である。夏になると、山の根雪が溶け、拿曲河、奶
Author: 文·劉東平 写真·胡婭華 劉東平 Year 1999 Issue 3 PDF HTML
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45. 石宝山に南詔文化の至宝を貝る
最初の重要文化財麗江から昆明に戻る途中、剣川の石宝山に立ち寄ることにした。石宝山には南詔文化の至宝が残っている。石宝山の石鐘寺、獅子関などに掘削された石窟は、計七、八キロの長さにも達し、彫像が百以上もある。六〇年代に国務院から最初の重要文化財に指定され、一九八二年には最初の風景名勝区の一つに指定された。町から車を一時間も走らせると、緑の濃い石宝山に入る。私達は石鐘寺の全景を撮るため途中で車を下り、
Author: 文·劉東平 写真·劉東平 楊傑 Year 1999 Issue 5 PDF HTML
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46. マンゴーの里―雲南省景谷ダイ族·イ族自治県
朝早く、わたしたちは鎮沅(チェンユアン)を出発し景谷(チンクー)へ向かった。北の方ではもう冬だというのに、ここでは道端に咲く美しい花々がわたしたちの目を楽しませてくれる。景谷はダイ族の言葉で「芒果(マンゴー)の町」という意味だ。車が景谷に近づくにつれて、どこかにマンゴーの実がなっていないかと、わたしは道の両わきをきょろきょろと見回した。「象牙マンゴー」の始祖マンゴーの木は、景谷の山や村の至る所に生
Author: 文·劉東平(リウトンビン) 写真·胡婭華(フーヤーホワ) 劉東平 Year 1998 Issue 4 PDF HTML
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47. 首狩り族の末えい
わたしたちは雲南省思茅(スーマオ)市を離れ、西へ向かった。険しい谷間をとうとうと流れる瀾滄江(ランツァン)(メコン川の上流)を越え、山里にあるラフ族の町を過ぎてさらに進むと、山はますます険しさを増した。雲南省西南部、ミャンマーとの国境に近いこの山地は阿佤(アワ)山と呼ばれている。「司崗里(スーカンリー)」の由来雲南省西盟(シーモン)ワー(佤)族自治県の県庁所在地が、見えてきた。町のメーンストリート
Author: 文·劉東平(リウトンピン) 写真·胡婭華(フーヤーホワ) 劉東平 Year 1998 Issue 5 PDF HTML
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48. 神秘の熱帯樹を見る―シーサンパンナ
西盟(シーモン)の阿佤(アワ)山から瀾滄(ランツアン)県を抜けてシーサンパンナに入ってからは道が徐々になだらかになり、鬱蒼(うっそう)としたパラゴムノキの森を背景に青々とした水田が広がった。道を行く色鮮やかなスカートをまとった少女たち、自転車に乗った赤い帽子の少年たちが、この肥沃な土地にいっそうあでやかさを添えている。景真の八角亭勐海(モンハイ)県まであと十数キロという時、山の上に美しい多角形の建
Author: 文·劉東平(リウトンビン) 写真·胡婭華(フーヤーホア) 劉東平 Year 1998 Issue 6 PDF HTML
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49. 三蔵法師玄奘(げんじょう)の古里へ
唐代(六一八~九〇七年)の名僧玄奘(げんじょう)(六〇二~六六四年)はわたしのかねて尊敬する歴史的人物である。わたしは以前、彼がインドから持ち帰った経典を収めた西安の大雁塔(だいがんとう)を見上げたことがある。新疆ウイグル自治区のシルクロード沿いにその足跡を尋ねたこともある。しかし、彼をはぐくんだ古里に足を向けるのは今回が初めてだった。玄奘の一生北京から列車で一晩過ごすと、河南省洛陽(ルオヤン)に
Author: 文·劉東平(リウトンヒン) 写真·霍建瀛(フオチエンイン) 劉東平 Year 1998 Issue 7 PDF HTML
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50. 江南の歴史とともに―江蘇省常州
江南の名所はと問われれば、いくらでも名を挙げることができる。鎮江(チェンチアン)、無錫(ウーシー)、宜興(イーシン)、常熟(チャンシュー)、蘇州(スーチョウ)……たちまち五本の指がいっぱいになる。今回訪れた大運河沿いの町常州(チャンチョウ)は南京(ナンチン)と無錫の中間にあり、清(しん)(一六四四~一九一一年)の乾隆(けんりゅう)皇帝は、六回に及んだ南巡(江南視察)の際、常州に立ち寄っている。謎の
Author: 文·劉東平(リウトンビン) 写真·劉東平 陳馨(チエンシン) Year 1998 Issue 9 PDF HTML