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Your search : [ author:写真·文 劉世昭(リウシーチャオ)] Total 489 Search Results,Processed in 0.114 second(s)
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481. 麟麟子を送る
旗麟(キリン)は中国に古くから伝えられた想像上の動物で、縁起がいいとされてきた。古代には竜、鳳鳳、亀と併せて「四霊」といわれていた。献麟の姿は、一般的なもので藥(おおじか)の身体西馬の足、牛の尾、一本の角、魚のウロコに覆われ、角の先端は肉質である。最古の字書『説文(せつもん)』に「旗は仁獣、棄身牛尾一角。麟は牝の麟である」と書かれている。その色は黄ともいわれ、白ともいわれる。また「毛虫の長」だとか
Author: 収蔵薄松年趙峰写真·文魯忠明 Year 1992 Issue 4 PDF HTML
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482. 蓮生貴子―多産の願い
数ある民間芸術の中で「蓮生貴子」(れんせいきし。蓮は連、次々にいい子を生む)は常用される伝統吉祥図の一つであり、蓮華紋となるともっと普及している。その由来をたずねると、蓮華図は仏教と関係がある。お釈迦様の古里には青、黄、赤、白などたくさんの蓮華があったといわれ、その蓮華をたとえ話の材料にして仏の道を説いたそうだ。また阿弥陀様は蓮華を住まいにしたという。そこから蓮華は極楽浄土の象徴になった。むかしの
Author: 収蔵 賈作梁 周回鎖 写真·文 魯忠民 Year 1992 Issue 6 PDF HTML
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483. 財神―お金もうけの神様
ひとむかし前まで、中国民間信仰の神様たちの中で、この財神ほど人気のあった神様もいないだろう。お金のきらいな人はいないのだから、もっともな話である。大みそかの夜になると貧しい家の子どもや宿なし、乞食などが財神を印刷した年画を持って家から家へ、商店から商店へと売って歩いたものだ。「財神様がおいでだよ!財神様だよ!」。わざわざおいで下さった福の神に玄関払いを食わせる人がいるだろうか。でまあ、一枚また一枚
Author: 収蔵 薄松年 写真·文 魯忠民 Year 1992 Issue 7 PDF HTML
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484. 上海新国際空港の建設進む
上海は中国の最も重要な経済の中心である。最大の貿易港であり、全国三大空港の一つを備えている。九〇年代に入って中央政府は、浦東(プートン)地区の開発をけん引車として経済·金融·貿易のセンターとしての上海の発展を促し、長江デルタと長江全流域の経済開発を推し進める長期戦略を定めた。急速に進む上海経済の発展につれ、対外交流は日增しに拡大している。国際的な大都市にふさわしい大型空港を建設して空の輸送力を増強
Author: 写真·文 上海浦東国際空港建設本部 Year 1998 Issue 8 PDF HTML
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485. 渡り鳥が憩う呉城
中国南部の江西省にある鄱陽湖(ポーヤンフー)は長江(チャンチアン)中流の南に位置する。長江の支流が合流し、南北百七十三キロ、東西七十キロ、貯水量二百五十二億立方メートル、水面の広さは最大一万三千八百四十一平方キロに達するという中国最大の淡水湖だ。鄱陽湖は長江の巨大な貯水庫でもある。冬には水位が下がって広大な湿地帯が出現する。温暖な気候と豊富な魚貝類に恵まれて、この辺りは鳥たちにとってまたとないすみ
Author: 写真·文 劉世昭(リウシーチヤオ) Year 1998 Issue 9 PDF HTML
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486. 鑑真生誕1310年を中日で記念
ことし三月、花がすみの揚州を奈良唐招提寺の遠藤証圓和尚ら百六十人余りの日本人の一団が訪れた。唐代の中日交流に偉大な貢献のあった鑑真(がんじん)和上(わじょう)の生誕千三百年を記念して揚州市が催した鑑真学術討論会と和上をしのぶ記念法会に参集した人々である。ことしはまた、ちょうど中日友好平和条約締結二十周年に当たり、揚州での記念行事は日本で大きな関心を呼んだ。揚州の姉妹都市、神奈川県厚木市の代表団、社
Author: 写真·文 任兆曇(レンチャオユン) Year 1998 Issue 9 PDF HTML
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487. 瑞洪の鵜飼い漁
呉城(ウーチョン)を去り、わたしは鄱陽湖(ポーヤンフー)の南にある余干(ユーカン)県瑞洪(ルイホン)鎮にやってきた。余干は約二千二百年前の秦(しん)の始皇帝(しこうてい)の治世二十六年(前二二一年)に設けられた歴史の古い県だ。また元(げん)代の至正二十年(一三六四年)、明(みん)王朝の初代皇帝となる朱元璋(しゅげんしょう)は、この地で群雄の一人陳友諒(ちんゆうりょう)に決戦を挑み、これに勝利して明
Author: 写真·文 劉世昭(りつじーシャオ) Year 1998 Issue 10 PDF HTML
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488. 華僑の歴史ドラマ語る望楼たち
広州市から国道を南西に二百キロ、華僑の故郷として知られる開平市に入る。到着と同時に、訪れた人は田園風景のなかに現れる奇妙な建築群にたちまち魅きつけられるだろう。壮麗な欧米式の建物は異様に目立ち、何か歴史的ドラマの存在を感じさせる……。こうした建物の歴史は、清朝初期までに遡る。当時の開平は低地のため繰り返し洪水の被害に遭い、村人達は次第に家を三、四階建てにするようになった。それらの大部分は土、ごく一
Author: 企画·俞長安 写真 文·郭実 協力·黄奕強 Year 2001 Issue 2 PDF HTML
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489. 平和をねがう煙の祝祭
私たちは昨年八月四日(旧暦六月十五日)、青海省の省都·西寧市から約百八十キロ離れた隆務鎮(黄南チベット族自治州同仁県)を訪ねた。ここには、シャーマニズムとチベット仏教の両方の影響を受けて、千年以上も継承されてきた「六月会」というお祭りがある。六月会の由来には二つの言い伝えがある。ひとつは、こんな伝説だ。はるか昔、隆務鎮には人に危害を加える多くの猛獣が棲息していた。その後、インドから飛来したオオトリ
Author: 写真 文·紅杏 張臣(ともに天像視業) Year 2002 Issue 4 PDF HTML