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Your search : [ author:本誌記者 謝民] Total 342 Search Results,Processed in 0.180 second(s)
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321. 医師と看護婦と患者
北京の繁華街王府井(ワンフーチン)大街の近くにある首創路(ソウツワンルー)病院は、北京市東城区の衛生局にぞくする病院である。この病院には大きな建物もなく、先端をゆく医療設備もない。しかし、ここで治療をうけた患者はみな、人民に奉仕する病院だ、とほめたたえている。このような病院は北京にも全国にも多数見られる。つぎに紹介するのは、この病院を訪ねて目にし耳にしたことである。肉親の者よりなお親しい劉医師にと
Author: 謝民 Year 1973 Issue 4 PDF HTML
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322. 40~50万年前の北京猿人
北京から西南に向かい、八百年前にかけられた有名な蘆溝橋を渡って四十八キロほどゆくと房山県周口店の小さな町に着く。ここには竜骨山という山があるが、これが世界で有名な北京猿人(シナントロプス·ペキネンシス)の化石が発見された所である。ここでは、四、五十万年前の原始人が生存した跡、遺骨、石器、火を用いた跡および大量の動物化石が発見された。最近記者はこの遺跡と中国科学院古脊椎動物·古人類研究所が設立した北
Author: 謝民 Year 1973 Issue 5 PDF HTML
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323. 「四人組」打後の中国文芸界
感動うずまく詩歌朗読·音楽会一万五千人以上の観客を収容できる首都体育館にわたしが着いたとき、場内はすでにいっぱいで空席は皆無にひとしかった。首都の文芸雑誌『詩刊』の編集部が主催する詩歌朗読·音楽会が間もなく幕をあけようとしている。公演に参加するのはプロやアマチュアの文芸団体二十以上である。さかんな拍手にむかえられて、長年の間姿をあらわさなかった老詩人光未然が、しっかりとした足どりで舞台にのぼり、周
Author: 謝民 Year 1977 Issue 6 PDF HTML
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324. 劇映画〈大浪淘砂(なみすなをあらう)〉
最近、中国各地では劇映画〈大浪(なみ)淘砂〉(大浪(なみ)砂をあらう)が上映されている。これはみる人をして深く考えさせる映画である。ときは暗黒にとざされた五十年前の中国、そうした時代に生きる若者が生きるためにどのような道を求めたかを、この映画はえがく。船がすすんでゆく。船中には靳恭綬(ヂンゴンソウ)、顧達明(グーダーミン)、楊如寛(ヤンルークワン)という三人の若者が乗っている。この三人は、解放前の
Author: 謝民 Year 1977 Issue 7 PDF HTML
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325. 風雪の高原で活躍する人びと
グラフ参照長江の発源地での一ヵ月あまりの旅のなかで、記者は生まれてはじめての烈風、豪雪、降雹の試練をうけた。旅を終えてこの取材記を書いている今、わたしの心は風雪のあれ狂うなかで過ごした日々へと舞い戻っていく。あのタングラ山脈の北麓から崑崙(クンルン)山脈の南麓にいたる地区で、中国の各地から来て建設にはげんでいるどんなにたくさんの人々に会ったことか。真摯なまなざし、燃えるような熱情、希望にみちみちた
Author: 謝民 Year 1977 Issue 8 PDF HTML
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326. 大慶油田の労働者と主婦たちが演ずる新劇〈昇る太陽〉
さき頃、北京で新劇〈昇る太陽〉が公演され、好評を博した。これは新しい型の油田の建設にとりくむ大慶油田の労働者とその家族のたたかいや生活をえがいたもので、そのあらすじはこうである。大慶行きの列車のなかで、乗客たちが期待に胸をふくらませて大慶について話しあっている。その中に二人の若い女性がいた。一人は農村から来た辛玉紅(シンユイホン)で、もう一人は若い母親の林彩英(リンツアイイン)である。二人はそれぞ
Author: 謝民 Year 1977 Issue 9 PDF HTML
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327. 映画 〈祖国よ われらが母〉
カラー映画〈祖国よ、われらが母〉は、民族の分裂に反対する内蒙古草原での闘争をつうじて、解放と祖国統一の道をたどる蒙古族人民の歩みをしめす。ときは一九四五年。抗日戦争勝利後、統一された富強な新中国をつくりあげようと奮闘をつづける中国共産党にたいして、国民党反動派が内戦をひきおこそうとその準備をすすめていたころである。共産党から派遣された蒙古族の幹部バトルと漢族の幹部趙志民は、延安をあとに内蒙古のバイ
Author: 謝民 Year 1977 Issue 10 PDF HTML
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328. 少年バイオリニスト 胡坤
昨年の暮れ、十二月一日のことである。ヘルシンキのフィンランドビルのミュージックホールは、音楽ファンでいっぱいだった。シベリウス国際バイオリンコンクールの入賞決定演奏がこれから始まるのだ。今回コンクールに参加したのは世界十九カ国から四十九名、そのうち二回の予選を通過して、きょうのひのき舞台に登るのは八名である。中国から参加した代表は、弱冠十七歳の胡坤(フークン)君。彼はきょうの晴れの舞台では、シベリ
Author: 謝民 Year 1981 Issue 5 PDF HTML
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329. 三人の新進女流作家
ここ数年、中国の文壇には多数の女流作家が出現し、想念の鋭敏さと才気を発揮し、その作品はそれぞれ独自の個性を持っている。女流作家のほとんどは、家庭をもち、子どもの母親だ。では、彼女たちはどうやって生活上の問題をきりぬけ、創作の道を歩んでいるのか?ここに代表的な何人かをえらんでみたが、読者に中国の女流作家生活の一端を知って頂くご参考になるだろうか。諶容(チェンロン)さん
Author: 謝民 Year 1982 Issue 7 PDF HTML
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330. 中国の武術
武術の起源と発展中国武術は、今では、まことに民族色ゆたかなスポーツとなっているが、その源をたぐれば、原始時代にまでさかのぼることができる。生きんがために、古代の先住民族は石器や棍棒を手に野のけものたちと格闘した。彼らはその狩猟の過程で、闘争、防御、捕殺の技術を身につけていったわけで、これがおそらく武術の始まりであろう。時代がすすみ、青銅の兵器、鉄の兵器が出現するようになると、機械的な武器の使用技術
Author: 謝民 Year 1982 Issue 10 PDF HTML