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Your search : [ author:写真·李揚 趙永琦 文·劉東平] Total 52 Search Results,Processed in 0.099 second(s)
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21. 荘厳なる銀世界へ 吉林省·長白山
中国東北の吉林省·長白山に登ったのは昨年の十二月、厳寒の季節であった。山あいにある高原スキーヤーの訓練施設に到着後、私たちは早速、長白山温泉群と瀑布の取材に出かけた。氷雪下から湧きだす温泉長白山の北の登り口「黒風口」の付近で下車して、山道を歩く。道の両側はかなりの積雪が続き、山上は露出した岩肌以外、どこまでも白い雪に覆われている。どんどん歩いていくと、この静かな白銀の世界が一変した。岩と雪の間から
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 12 PDF HTML
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22. 万寿寺と北京芸術博物館
北京をとりまく環状道路のうち、西に位置する西三環路のそばに北京芸術博物館がある。明代万暦年間(1573~1619)に建立された万寿寺の境内に位置する。万寿寺は、もともと貴重な漢文仏教経典を保存する場所として万暦皇太后が建設し、後に明から清にいたる歴代の皇帝が大規模に再建した。宗教儀式、祭事などが執り行われた寺院や、皇室旅行用の休憩所であった行宮(あんぐう)、庭園などが現存する。万寿寺の主殿は大雄宝
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 12 PDF HTML
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23. 信仰とバラの妙峰山
市の西北郊外、門頭溝区に位置する。標高1291メートル。緑したたるこの山に、仏教·道教寺院の遺跡が残る。金頂と呼ばれる頂には、道教の寺院「霊感宮」があり、天仙聖母碧霞元君をはじめとする5人の女神が祭られている。子孫娘娘、送生娘娘、斑疹娘娘、眼光娘娘である。碧霞元君はまたの名を泰山娘娘といい、人びとから厚い信仰を寄せられている。数百ヘクタールにも及ぶバラ園も、妙峰山に独特の彩りを添えている。400年
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 12 PDF HTML
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24. 石窟と古木が見守る歴史の町 甘粛省·天水市
甘粛省天水。天河の水が注ぎ込むところ。二千年以上前の伝説から、その名が付いた。シルクロードの中で重要な役割を担ってきた古い町で、かつては秦州といった。甘粛省の東南、秦嶺山脈の西に位置し、名所旧跡も多い。麦積山の石窟北京から夜行列車に乗り、翌日の午前十時頃に天水に着いた。すぐにバスに乗り換え、天水の東南約三十キロの距離にある麦積山に向かう。市街地を抜けると、視界に黄金色の麦畑が広がってくる。その向こ
Author: 写真 文·劉東平 Year 2001 Issue 3 PDF HTML
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25. 南国の別天地と少数民族の里
興隆は海南省東部の万寧県境内にある興隆華僑農場地区にあって、現在すでに温泉休暇村として有名である。興隆温泉は鉱物質の有効成分を豊富に含み、温度は四〇~六〇度、病気の治療や保健によい。付近の風景はやさしく、乳白色のコテージが緑のしゅろの木に映えて、見るからに清々しい。高級ホテル、温泉場、温泉プール、野外バーベキュー場、ダンスホールなども揃っており、旅遊客は温度も雰囲気も快適な温泉浴で、旅の疲れを癒し
Author: ●文 劉東平 ●絵 魯忠民 Year 1996 Issue 5 PDF HTML
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26. 北京近郊のレジャーランド―懐柔県
懐柔県は北京市の東北部、北京市街地から五〇キロの地に位置し、総面積二五五七平方キロで、人口三〇万人、優美で清潔な自然に恵まれた地域にある。同県の歴史は古い。春秋戦国の時代は燕に属し、隋や唐の初期にはすでに懐柔の地名があって、明の洪武十三年、正式に県となった。懐柔の自然と人文関連には五八カ所の旅遊資源があり、自然風光を中心とした山野の深い息づかいを感じとれる。現在正式にオープンしている旅遊拠点は一〇
Author: 文·劉東平 絵·魯忠民 Year 1996 Issue 6 PDF HTML
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27. 東南地方第一の奇景 武夷山の山水
武夷山風景区は、中国の南東部に延々と連なる武夷山脈の北部、福建省武夷山市の南部にあり、面積は七〇平方キロ、独特の山水風景で知られる国立重点風景名勝区の一つである。武夷山は赤い砂岩でできた丘陵であるが、何万年も前から地殻変動で絶えず地表が変化し、特色ある九曲渓を形成した。渓流の両岸には三十六峰が並び、さらに七十二個の洞穴、九十九個の奇景があるので、「東南第一の奇景」と賞されている。武夷山には新石器時
Author: 文·劉東平 絵·魯忠民 Year 1996 Issue 8 PDF HTML
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28. 媽祖信仰の古里―湄州島
福建省の湄州湾に、太い眉のような形をした小島がある。面積は一六平方キロ、海の女神媽祖の古里―湄州島で、信者一億人の媽祖信仰の発祥地であり、現在世界中一億人の五〇〇ある媽祖廟の本家がここにある。媽祖の本名は林默、宋の建隆元年(九六〇)三月二十三日(旧暦)に生まれた。彼女は心根が優しくてよく人助け、薬草を用いて病気の変化を予知した。また水の性質や気象に通じ、天気の変化を予知して出航の可否を判断した。し
Author: 文 劉東平 絵 魯忠民 Year 1996 Issue 9 PDF HTML
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29. 海浜レジャーのメッカ厦門(アモイ)
厦門は中国福建省にある有名な港で人口一二〇万人、同省第二の都市である。亜熱帯海洋性気候のため、夏冬ともに過ごし易く、年間の平均気温は、摂氏十二度で、一年を通じて観光に適している。風景は山、海、岩、洞窟、寺院、庭園、花、樹木すべてに秀で、さらに民族と地方の特色を備え、故城、古跡も豊富で歴史的な文物の観賞もできる。現在厦門には、①海上花園の鼓浪嶼②名刹南普陀③植物公園万石山④集美鎮の四つの遊覧区と一本
Author: 文·劉東平 絵·魯忠民 Year 1996 Issue 11 PDF HTML
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30. 健康都市保定の老人たち
北京から一四〇キロほど南に下ると河北省保定市に着く。同市は伝統的に健康増進活動に力を入れており、平均寿命が全国平均より六·四歳高い長寿の町である。同市は市独特の伝統文化を広めるため、九一年から毎年十月に「敬老健身祭」を実施しているが、この祭りに国の内外から大勢の客が集まっており、国が定めた十四の専門旅遊項目の一つ「中国保健旅遊専門コース」となっている。祭りの間は、町中に提灯をつるし、五色の幔幕を張
Author: 写真·閻彤 文·劉東平 Year 1997 Issue 3 PDF HTML