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Your search : [ author:写真 馮進] Total 3415 Search Results,Processed in 0.090 second(s)
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2491. WTO加盟四年目の中国出版事情
中国の出版事情は、日本とはまったく違う。 長い間、中国では、本を出版し、販売できるのは、国の許可を得た国有の出版社や国有の書店だけだった。 しかし、改革·開放がはじまり、計画経済から市場経済へ向かい始めると、「本の世界」に変化が起こり始めた。民営の書店がゆるされ、販売での競争が始まった。さらに中国が世界貿易機関(WTO)に加盟すると、外資にも小売りと取次ぎ(卸売り)の分野が次々に開放された。 本の
Author: 張春侠=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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2492. 「竜の心」の躍動を聴く広場
私はこれまでに何度も天安門広場を散策しているが、いつもその広さ、雄大さ、荘厳さに感動する。ここは全中国人の心の聖地である。すべての中国人の公共の空間となっていて、北京を訪れた地方の人々の一番の願いは、天安門広場を歩き、そこで自分と民族全体が融合する気持ちを体感してみたいということだろう。これはきわめて神秘的で崇高な感情だ。中国人はなぜ広場を自分と民族全体が融合する場と見なすのか。それは、宗教意識は
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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2493. 竜船レースで屈原を祭る―端午節
「五月五日は端午節。ヨモギをさして、香りが漂う。ちまき(粽子)を食べて、砂糖をつける。竜船を水に浮かべて、喜びがわく」。言い伝えによれば、旧暦五月五日の端午節には、ちまきを食べて、竜船競漕(レース)を行うなどの習慣がある。いずれも、二千年以上前の愛国詩人·屈原を記念するためのものである。ヨモギの魔除け湖南省汨羅(べきら)県にある屈子祠村は、屈原が汨羅の河に身を投げて、殉死したところである。その後、
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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2494. 馬は私のパートナー 馬瑩瑩さん
「大連女子騎警隊」は、中国で唯一の女子による騎馬警官隊だ。さっそうとした姿の女子騎警隊が街頭を行進するとき、大連市はパッと明るくなるような光景になる。馬瑩瑩(マーインイン)さんは、その騎警隊の隊員だ。実演、パトロール、トレーニングと、彼女は毎日、馬といっしょだ。「馬は私のパートナー。毎朝、馬小屋に行くと、まだ門をくぐっていないのに、馬が私の足音を聞いて遠くから鳴き出すんですよ」あるとき、馬瑩瑩さん
Author: 写真=魯忠民 文=王浩 Year 2005 Issue 6 PDF HTML
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2495. 新旧が同居する アカシアの大連はいま
中国·遼東半島の最南端に位置する大連は、三方を海に囲まれた都市だ。市制わずか百年あまりの歴史だが、そのうちの半世紀近くは帝政ロシアと日本に占領されていた。しかし、いまでは植民地の傷跡も徐々に薄れてきているようだ。改革·開放政策がスタートして二十年あまり。伝統と現代化、異国情緒をそなえた「新大連」は、まさに環渤海経済をリードする、輝く真珠となっている。広場は都市発展のシンボル大連の広場は、この都市の
Author: 王浩=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 6 PDF HTML
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2496. 国の威信を示す金融街
中国のどこの都市でも、銀行や金融機関のビルは最も覇気があって美しい。北京の一番立派な建築物も、やはりホテルと銀行本部のビルだ。これらの建築物が、国際化した大都市の建物と空の境界線を変え、古都の風貌をすっかり様変わりさせた。北京の都市計画では、西第二環状道路(西二環路)内の復興門から阜成門までの通りに面した地区を金融街としている。現在、十棟近くのビルが聳えたち、金融街の風格を持ち始めた。これらの銀行
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 6 PDF HTML
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2497. 虫干しし、収穫を喜ぶ―天貺(きょう)節
農暦(旧暦)の六月は、焼け付くような日差しだ。どの家でも、カビや虫から守るため、着物や本を日に当て晒す習慣がある。時はまさに農繁期。中国の北方では小麦を刈り、南方では水稲を収穫す。六月六日がやってくると、人々は収穫したばかりの穀物を味わう。嫁いだ娘が、里帰りしてくる。温かい人情が満ち溢れる季節である。農暦の六月六日は、「六月六」とも天貺(きょう)節とも呼ばれる。「貺」とは「贈る」「賜る」の意味であ
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 6 PDF HTML
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2498. 世界に広がる中国語学習ブーム
中国語を流暢に話す「変な外人」が増えている。 漢字文化圏の外国人だけではない。欧米やアフリカの人々が、難しい漢字に挑戦している。 中国に留学してくる学生やビジネスマンは増加の一途だ。世界百カ国以上の国々の、二千五百の大学で、中国語が教えられている。 いまや世界で中国語を学んでいる人は、三千万から四千万人に達する。 中国語学習ブームの背景には、何があるのか。中国語を学ぶ動機にも変化が起こってきている
Author: 高原=文 楊振生=写真 Year 2005 Issue 7 PDF HTML
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2499. 忘れ得ぬ中日の心の交流
中日両国がともに発展し、いっそう友好関係を深めていくために、中国国務院(政府)の新聞弁公室代表団は、二〇〇四年十二月六日から十五日まで、日本を訪問した。団長は趙啓正·国務院新聞弁公室の主任。私は副団長だった。私たちは日本滞在中、多くの日本の友人に会い、率直に意見を交換した。心のこもった交流や感動的な出会いもあった。新しい文化交流も芽生えた。この旅で、私には多くの収穫を得た。そのいくつかを紹介したい
Author: 蔡名照=文 于明新=写真 Year 2005 Issue 7 PDF HTML
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2500. 交流を促進する郭承豊さん
「私がどうして上海にやって来たと思いますか?(台湾海峡)両岸の『愛と平和』のためなのです」めざましい発展をとげる上海·浦東開発区。その一角にある個人のオフィスで、台湾ビジネスマンである郭承豊さんは、自らの初志を語りだした。五階建てのビル一棟が、オフィスである。各階にはいずれも彫塑、絵画、陶器などの芸術品が、ところ狭しと並んでいる。その表面に描かれたパンダやチョウなどのデザインは、それぞれ異なる角度
Author: 張春侠=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 7 PDF HTML