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Your search : [ author:本誌·李暁一] Total 14 Search Results,Processed in 0.107 second(s)
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11. 下痢
排便の回数が増え、便が薄くなり、さらに排せつ物が水のようになる場合、その症状を下痢という。下痢はとくに夏や秋によくおこる症状の一つだ。発病メカニズム下痢の原因はいろいろある。夏や秋に湿熱の邪や寒冷の気を患うと、よく下痢になる。生ものや冷たいもの、油っこいものなどを食べ過ぎたり、不潔な食物を食べたり、あるいは暴飲暴食したりすると、脾や胃を傷つけ、運化不能のため水やかすが混じってしまい、下痢を起こす。
Author: 本誌·李暁一 Year 1990 Issue 6 PDF HTML
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12. 骨折·ねんざ
ころんだり打ったりして、筋肉や骨、気血、内臓が損傷を受けた場合、漢方医学では骨傷科に属する。症状は外傷が出血、内傷が気血の停滞、うっ血、ねんざ、骨折など。この方面では完ぺきな理論体系が確立されており、多くの独特な治療法がある。漢方薬による治療法は内用、外用の二種類。骨折に効く漢方薬服用する薬は、大別して三段階で異なる。まず骨折初期。血腫ができる段階で、ケガして一週間前後。外傷による骨折後、うっ血の
Author: 本誌·李暁一 Year 1990 Issue 9 PDF HTML
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13. 扁桃腺炎
扁桃腺炎はよく見られるノドの病気。漢方医学では「乳蛾」と呼んでいる。これにかかると扁桃が大きく腫れ、カイゴガに見えるのでこの名がある。子供や青·壮年がかかりやすい。春、秋の発病率が最も高い。ノドの激痛、発熱、片側あるいは両側の扁桃が肥大するなどが主要症状。発病メカニズム扁桃腺炎には急性、慢性がある。漢方医学では、急性のものを「風熱乳蛾」、慢性のものを「虚火乳蛾」と言う。急性扁桃腺炎は、風熱あるいは
Author: 本誌·李暁一 Year 1990 Issue 10 PDF HTML
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14. 難病の少女に「愛の長城」
二月の初め、北京の全市民が中国の伝統的な祝日である春節(旧正月)の休みを楽しんでいたとき、ある十三歳の少女が病気にかかったというニュースが伝えられた。少女は楊暁霞といい、いま北京軍区総病院に入院し治療を受けている。彼女がかかったのは病名不明の悪魔のような病気だった。その両手は潰爛(かいらん)し、右の前腕がすでに切断されているが、傷口は癒(ゆ)合(ごう)するどころかただれ続け、左手もすでに半分が潰爛
Author: 本誌·李暁一 Year 1995 Issue 6 PDF HTML