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Your search : [ author:学孺 魚林] Total 54 Search Results,Processed in 0.107 second(s)
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11. 雲崗石窟に遊ぶ
雲崗と大同は、昔から多くの遊覧客をひきつけてきたところである。とくに雲崗は、壮大な石窟芸術によって内外に知られている。この石窟は、甘粛省の敦煌石窟、河南省の竜門石窟とともに「中国の三大芸術宝庫」と称せられる。すなわち、敦煌は壁絵の宝庫、雲崗と竜門は彫刻の宝庫というわけだ。また、大同は、古来、中国北方の名だたる町で、四世紀末から北魏の首都となった。その後、遼、金代には「陪都(ペイドウ)」(副首都)と
Author: 龔学孺 Year 1980 Issue 12 PDF HTML
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12. 3000年前の“新疆娘”
近年、中国の西端、新疆ウイグル自治区で大量の古屍が発見され、その一部はウルムチ、上海、瀋陽で巡回展を行ない、多大の反響を呼んでいる。その外観は? 地下に眠っていた時間は? 発見当時の情況は? 同時に出土した文物は?
Author: 龔学孺 Year 1981 Issue 2 PDF HTML
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13. 山奥の小型発電所
浙江省縉雲(チンユン)県の山奥に、盤渓という小さな川があり、ここに、五つの小型水力発電所が建設されている。一立方メートルたらずの水で一キロワツト時の発電ができるという有名な盤渓「雛壇」式発電所である。この二、三年、盤渓発電所の見学にやってくる外国人はあとをたたない。去年の十月杭州でひらかれた第二回国際小型水力発電会議に出席した各国の代表と専門家たちも、ここを視察した。彼らは盤渓発電所の独創的な設計
Author: 龔学孺 Year 1981 Issue 6 PDF HTML
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14. 武夷山自然保護区踏査記(上)
蛇というときらいな人が多い。少なくとも私をふくめて大多数の人はそうだと思う。だが、万物は人間のすききらいによって生存するわけではない。この世の多くの生き物は、どんなに人間からきらわれようと(大抵は無知からきているが)、生存活動をやめず、人びとに福音か、そうでなければ災難をもたらしている。蛇もその一種であろう。昨年の残冬、私は有名な武夷山自然保護区をおとずれて取材した。その結果、おもいもかけないこと
Author: 龔学孺 Year 1982 Issue 11 PDF HTML
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15. 謎に満ちた動物のこと
「角怪」の鳴く頃冬にカエルの妙なる鳴き声を聞けるなんて、じつに珍しいことだし、愉快なことではないだろうか。福建省北部の武夷山自然保護区を訪れたとき、わたしは“角怪(チヤオクワイ)”とよばれる世にもまれなカエルをみた。そのカエルは冬になるとやかましく鳴き出すのである。「ガー、ガガガ」―密林におおわれた谷間の流れの辺りから、その鳴き声は伝わってくる。ガチョウの啼き声に似ていて、かなりよく通る声である。
Author: 龔学孺 Year 1982 Issue 12 PDF HTML
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16. 武夷山自然保護区踏査記(下)
さまざまな昆虫群春になると武夷山自然保護区では、おびただしい昆虫が冬眠からさめて、咲ききそう草花の環境のなかで活躍をはじめる。面積五六七平方キロにおよぶ武夷山自然保護区は、世界にもまれにみる昆虫の世界である。気候温暖で湿度が高く、さまざまな植物でおおわれたこの山区に入ると、それこそありとあらゆる昆虫の活動が見られる。ひらひら飛び舞うチョウ、花粉とりに忙しい蜜蜂、軽やかに飛びかうトンボ……、これらの
Author: 龔学孺 Year 1983 Issue 1 PDF HTML
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17. 青銅器に見る雲南·古代滇国の文化
いま東京、名古屋、岡山、福岡で、「雲南省青銅器展」が開かれている。ご覧になられた方はその神秘にみちた文化に魅せられたことと思う。ここに二千年前の古代滇人·昆明人の社会相とその青銅文化の魅力について紹介してみた。人類の発祥地はいったいどこなのか? 今のところ、内外の人類学者と考古学者の多くは、探索の目を、南アフリカおよびアジア南部地区に集中しているが、とくに中国の西南辺にある雲南省は有望視され、考古
Author: 龔学孺 Year 1984 Issue 8 PDF HTML
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18. 高揚期を迎えた中国の伝統絵画
今年の春、「第六回全国美術展覧会」が、北京の中国美術館で開催された。全国の数万点にも上った応募作品の中から選出された中国画、彫刻、油画、版画、壁画など十四のジャンルの優秀作品は、この五年来、中国の美術家たちがそれぞれの領域で収めた成果をいかんなく発揮したものだった。今回の展覧会は「中国美術界の総覧」といっても過言でないほどの規模をほこり、その水準の高さと新しさで、北京の美術ファンをうならせたのであ
Author: 龔学孺 Year 1985 Issue 9 PDF HTML
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19. 延安 古跡と伝説
長い間、わたしは陝西省北部にある黄土高原の古城延安を訪れたいと願っていた。延安は中国革命の聖地であるばかりでなく、つとに知られる古跡に富んだ景勝地でもあるからだ。先日のこと、延安の友人たちの熱心なさそいもあって、わたしはマスコミ界の同僚八人といっしょに延安を訪れた。人をひきつけて止まない多くの名所旧跡、独特な黄土高原の風光と淳朴な人情風俗、そのいずれもわたしに深い感銘を与えた。名士の足跡をとどめる
Author: 龔学孺 Year 1986 Issue 3 PDF HTML
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20. 初公開 古代安岳石刻群
古代、中国には輝かしい石窟芸術があまた生まれた。たとえば甘粛省·敦煌の莫高窟、山西省·大同の雲崗石窟、河南省·洛陽の竜門石窟などはすでに世界にその名を知られている。だが、中国西南部にある安岳石刻を知る人は少ないだろう。近年、四川省の交通条件の改善と観光事業の発展に伴い、ますます大勢の人びとがここへ遊覧や視察に訪れるようになった。壮観を呈した涅槃像安岳石刻は、重慶市から西南へ二七〇キロ離れた安岳県に
Author: 龔学孺 Year 1986 Issue 6 PDF HTML