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Your search : [ author:王浩=文 馮進=写真] Total 251 Search Results,Processed in 0.103 second(s)
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131. 我遊ぶゆえに我あり
楊曼殊ちゃんは、北京白雲路小学校の三年生。父親は郵便局員、母親は不動産管理会社の部門責任者をしている。両親はそれぞれ出張や残業が多く、娘と一緒に過ごす時間は短いが、曼殊ちゃんが友達を連れてくることもあまりない。宿題が多いだけでなく、いまどきの小学生は何かと忙しいからだ。彼女は、ピアノを毎日一時間練習している。住んでいるのは、よくあるアパートの2DK。二つある小さめの部屋は、両親が一つ、曼殊ちゃんが
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 9 PDF HTML
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132. 通勤圏の拡大が「足」を変えた
押し合う乗車、快適な乗車五十歳の蒋鴻霞さんは北京大方百貨店の店員である。北京大方百貨店は中規模なデパートで、市中心の旧市街地にある。蒋さんは通勤に一時間以上かかり、まず公共バス(トロリーバスも含む)に乗って地下鉄の駅まで行き、その後地下鉄に乗り換えて市中心へ行き、最後に徒歩十分で勤め先に到着する。北京では蒋さんのように、通勤に毎日一、二時間かかる人は珍しくない。いかなる都市でも、公共バスは外出時の
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 10 PDF HTML
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133. 癒しと発展をつなぐ農村観光
美しい白洋淀何群征さん(六十五歳)は河北省白洋淀王家寨の人である。白洋淀に住む多くの人々と同じように、魚を捕ることが数十年来の生活の全てだった。だが近頃はもう魚を捕らず、毎日木製の小船に往来する観光客を乗せ、白洋淀の葦の間を行き交う。何さんにとって白洋淀はこの世で最も美しい場所だ。春には、もえぎ色の葦が伸び始め、小高いところに立つと、縦横に走る水路や大小形も様々な沼が見渡せる。夏には、葦が人の背よ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 11 PDF HTML
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134. 山に林を取り戻そう
何雲華さん(三十八歳)は、雲南省の鶴慶県黄坪郷新坪村の農民である。二人の子どもを持ち、両親と同居していて、隣の家には兄夫婦が住む。昨年、家の表門を一万元以上(一元は約十三円)はたいて新しくし、絵が描かれたタイルを飾った立派なものにした。この貧しい山村で一万元といったら大金だ。何さんの庭のあちこちには、収穫したばかりのトウモロコシが干してある。家の中には、飼料用に挽いたトウモロコシの粉が積んである。
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 1 PDF HTML
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135. 吾(われ)、六十にして人生楽しむ
様々な老後生活北京林業大学の行政管理部の幹部であった劉雲普さん(六十八歳)は、数年前に定年退職した。妻の張さんは一歳年下で、青海省地質鉱産局の技師だったが、やはり定年退職している。一人娘は林業大学の図書館に勤めている。劉さん夫妻は現在、簡素だが規則正しい生活を送っている。買い物や食事の支度などのほかは、気功や太極拳をしたり、書道や絵を描いたりすることが生活の主になっている。二人は毎週二日、連れ立っ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 2 PDF HTML
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136. 家具を選んで自己表現
必要最低限の家具「高碑店明清家具街」は、数年前に自然と形成された明·清代のアンティーク家具を扱う専門の商店街。北京市の東部にあり、北京でその名を知らない人はいないほど有名だ。この商店街の創始者である趙暁貝さん(五十五歳)の店「魯班明清古典家具城」もその中にある。趙さんは、二十年以上アンティーク家具の商売に携わってきた。「両親はともに工場労働者で、私は五人兄弟の一番上でした。十六歳のときに工場で木工
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 3 PDF HTML
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137. 世界遺産の宝庫―安徽省
二十一世紀の中国は、経済や科学技術が急速に発展している。日々忙しく暮らしている人々は、そうした中で歴史を顧み、自然に親しみたいという衝動にかられている。 安徽省は、中国東部に位置する内陸の省である。経済発展のレベルは中ほどに位置するが、ここならではの自然の景勝、歴史的遺跡、および古い文化が、人々に無限の楽しみと想像性を与えてくれる。
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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138. 農家と食卓を彩る「緑色革命」
野菜農家の生活解宝華さん(三十九歳)は雲南省の呈貢県梅子村の農民で、野菜を栽培している。言葉少ない彼は一家の大黒柱であり、家族は妻と中学一年生の娘、そして病弱な母。一家の生活はすべて野菜栽培の収入にかかっている。村の中で、解さんの家庭は中流階層にあたる。家は総建築面積二百七十平方メートルの三階建て。テレビ、洗濯機、冷蔵庫、電気炊飯器、電子レンジなどの家電がそろい、庭には毎日の農作業で用いるトラクタ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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139. 自分の城を自由に選ぶ
分配形式だった住宅出版社に勤務する陶汪泓さん(五十一歳)は、仕事で忙しい毎日を送っている。最近は週末や休日にもやることが増えた。近々住宅を購入しようと思っているので、数人の友人たちと連れ立って、下見に行くのだ。陶さんは夫と二十二歳の娘の三人家族で、二部屋ある住宅(建築面積八十平方メートル)に住んでいる。広いとはいえないが、住むには困らない。それでも家を買おうと思った原因は、七十の坂を越えた姑にある
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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140. 思いのままに美を追求
化粧に対する意識の変化陳竹さん(二十一歳)の部屋は狭く、ほとんどが勉強机で占められている。その勉強机の半分には本が、もう半分には化粧品が置いてある。「これは私の勉強机でもあり、化粧台でもあるのです」陳さんは現在、大学四年生。中国では一般的に学生は化粧をしないものと思われているが、陳さんは出かける前に必ず薄化粧をする。就職活動が目前に差し迫っているからだ。就職活動や面接試験の際は、自分の身なりをきち
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 6 PDF HTML