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Your search : [ author:(傅建)] Total 3 Search Results,Processed in 0.093 second(s)
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1. 山里にちりばめられた発電所
ここは福建省の東南部に位する永春県である。起伏する山波、縦横に走る谷川、そのいたるところで目にするのは、人民公社が川をせき止めてつくった小型の水力発電所だ。電力灌漑所から送られてくる水は、まがりくねる用水路をとおって田んぼに流れこむ。山腹にも、公路のそばにも、電柱が立ちならび、散らばっている村々を電線路でひとつにつないでいる。喜びにわきたつ山里もともとこの県は、へんぴな、荒れはてた山間地帯だった。
Author: 傅建 Year 1970 Issue 10 PDF HTML
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2. 福建前線を守る女子民兵
夜もふけて潮風がはげしく吹きよせ、怒濤が白いしぶきをあげる。ここは福建前線の古雷半島だ。その第一線にたつ監視所がことのほか雄々しくみえる。歩哨にたつ、りりしい女子民兵の劉鳳嬌さん、林仁杏さんはしっかり銃を握りしめ、海面に警戒の目を光らせる。突然、はるかかなたの浜辺岩礁に火の手があがった。かの女たちはそれを監視する一方、監視所にそのむねを報告した。監視所から非常呼集をつげる笛の音がひびき渡った。それ
Author: (傅建) Year 1971 Issue 3 PDF HTML
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3. 敵前3キロの島の民兵
福建(フーチエン)省の前線の海上にひとつの小さな島が浮かんでいる。その名は小嶝(シヤオトン)島。長さ一·五キロ、幅五〇〇メートルほどのこのちいさな島の住民は一三〇〇余名。蔣介石(チヤンチエシー)匪賊がとぐろをまいている金門(チンメン)島との距離はわずかに三キロしかない。鼻先に敵をみるこの小嶝島にも勇敢な民兵がいる。かれらは毛沢東(マオツオトン)思想の偉大な赤旗をかかげて人民解放軍駐屯部隊と力をあわ
Author: 傅建学(フーチエンシユエ) Year 1966 Issue 9 PDF HTML