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Your search : [ author:邱華棟=文 劉世昭=写真] Total 84 Search Results,Processed in 0.089 second(s)
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1. 琴とロックのリズムで進む
二〇〇八年のオリンピック開催が近づくにつれ、人々の関心はますます北京に集まっています。そこで、読者の皆様に様々な角度から北京を紹介するため、この連載をスタートしました。著名な作家である邱華棟氏がミクロな視点で北京を観察し、その変貌をここに綴ります。アメリカの都市デザイナー、ケビン·リンチ氏が『都市のイメージ』の中で、都市のイメージは五つの要素「パス(動線)、エッジ(境界)、ディストリクト(地区)、
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 1 PDF HTML
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2. 都市の顔が移り変わる
今回は、北京を象徴する建築物について述べたい。北京のシンボルといったら何だろうか。紫禁城や天壇だろうか?万里の長城や九竜壁だろうか?天安門広場周辺の建築群だろうか?京広センター、京城大厦、国際貿易センターといった三つの高層ビルだろうか?現在、北京のシンボルといったら、天安門広場及び周囲の人民大会堂、天安門観覧台(式典に参列する場所)、中国国家博物館、毛主席記念堂から構成された建築群だろう。これは、
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 2 PDF HTML
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3. 巨大化する都市の骨と肉
都市全体を一人の人間とみなすと、道路はその血管であり、中心広場はその顔である。そして、団地と結節点はその筋肉と骨格、関節であると言える。なぜ団地が都市の筋肉なのか?都市は人間が造ったものであり、団地は人々が集中する居住区だからだ。中国では、人々が集中的に住む団地を「居民小区」と呼ぶ。居民小区はいくつかの異なるタイプの建物からなり、閉鎖された生活環境である。施設を完備した団地には、銀行、商店、学校、
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 3 PDF HTML
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4. 人にやさしい長安街を目指す
今回は、中国でもっとも有名な「長安街」について考えよう。北京市を東西に走る大通りで、西は石景山区の「首鋼(首都鋼鉄)総公司」から東は通州区の「通胡路」まで、全長約五十キロ、中国一の長さを誇る。その中心部は西三環路(西第三環状道路)の「公主墳立体交差橋」から東三環路の「国貿立体交差橋」で、長さは十四キロほど、沿道には北京、ひいては中国の政治や経済、文化の主要な建築物が集中する。これらはまた、この都市
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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5. 「竜の心」の躍動を聴く広場
私はこれまでに何度も天安門広場を散策しているが、いつもその広さ、雄大さ、荘厳さに感動する。ここは全中国人の心の聖地である。すべての中国人の公共の空間となっていて、北京を訪れた地方の人々の一番の願いは、天安門広場を歩き、そこで自分と民族全体が融合する気持ちを体感してみたいということだろう。これはきわめて神秘的で崇高な感情だ。中国人はなぜ広場を自分と民族全体が融合する場と見なすのか。それは、宗教意識は
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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6. 国の威信を示す金融街
中国のどこの都市でも、銀行や金融機関のビルは最も覇気があって美しい。北京の一番立派な建築物も、やはりホテルと銀行本部のビルだ。これらの建築物が、国際化した大都市の建物と空の境界線を変え、古都の風貌をすっかり様変わりさせた。北京の都市計画では、西第二環状道路(西二環路)内の復興門から阜成門までの通りに面した地区を金融街としている。現在、十棟近くのビルが聳えたち、金融街の風格を持ち始めた。これらの銀行
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 6 PDF HTML
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8. 消費熱が促す商業の発展
大型デパートが航空母艦だったら、チェーンストアは小型艦艇か砲艦だろう。両者の役割は異なり、大型デパートは数キロ、十数キロ周辺の住民に対し、数千種類、数万種類の商品を供給するが、チェーンストアは各居住区に分散し、近くの住民たちに生活必需品を提供する。丈夫な品や特殊な品、高級品は大型デパートへ行ったほうがいい。一九九八年は大型デパートの倒産の年と言われた。しかし実際は、閉店のニュースはあまりなく、逆に
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 9 PDF HTML
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9. 虚構の世界に酔う北京っ子
バーは、都市の人々の夜間棲息地であり、サブカルチャーの集散地でもある。夜、酒を飲む場所として、そこには虚構的な雰囲気が作り出されている。都市に住みながらも、ジャングルや海辺、山野、あるいは過去の某年代に入り込んだような感覚を得られるのだ。そこで、設計や内装はバーにとって非常に重要。見過ごしてしまいがちな場所に、異質の空間をしつらえ、夜になると、酒、照明、異性、音楽そして言葉に表せない雰囲気や夜の香
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 10 PDF HTML
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10. 日常を忘れる遊びの場
今日、都市で遊ぶことは、疑いようのない事実になっている。人々が都市に娯楽施設を作ったのは、そこで極上の楽しみを体験するためだ。都市に住む大部分の人は通常、日常の中で生活している。穏やかかつ静かで、平凡な日常だ。しかし時には、目新しい刺激を得ることによって、自分の情緒を高い状態へと持っていき、平凡な毎日の悩みを吹き飛ばしたいと欲する。そこで、娯楽施設に行くのだ。人間には遊びの天性がある。現代の市場経
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 11 PDF HTML