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Your search : [ author:程應瑞] Total 4 Search Results,Processed in 0.079 second(s)
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1. 労働鍛練からかえつた詩人の田間さん
詩人の田間(チンチエン)さんが農村での労働鍛練から帰つてこられた。そこでわたしは、ある晩、北京の什刹海(シーチヤーハイ)公園の北側にあるお宅をたずね、一年間の農村生活の模樣や感想をうかがつた。昨年のはじめ、おおぜいの作家が共產党の呼びかけで、工場や農村へおりていつたが、田間さんもその一人だつた。だが田間さんにとつては、こういうこともはじめての経驗ではなかつた。一九四二年に毛主席の延安文芸座談会での
Author: 程應瑞 Year 1959 Issue 5 PDF HTML
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2. 八〇〇グラムの早生児
「この子ったらほんとにいたずらで困ります!一日中庭をかけずりまわって、近所の子供たちといっしょにわるさをしましてね、いっときだっておとなしくしていませんのですよ……わたしは年寄りですからとても手におえませんです。三つだというのに、さとい子でして、兄より知恵がまわるようです。昨日のひるすぎ、この子をつれて庭で洗たくをしていましたが、ちよっと目を離しているすきにどこぞへいってしまっているんです。いたず
Author: 程應瑞 Year 1962 Issue 6 PDF HTML
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3. 職場から舞台へ
北京(ペイチン)中央戯劇学院演技科四年生労農出身班の学生が上演したスペイン古典劇「フエンテ·オベフナ」は、連続十三日にわたる公演をおえて一段落をつげた。ふりかえってみると、四年来のたゆまぬ勉学と五ヵ月間のはげしい舞台稽古に、彼らはどれほどの心血をそそいできたことだろう。こんどはその成果のすべてを舞台にいかして、いま学院の先生たちや演劇界の先輩、観衆の批評を待つことになったわけだ。だが、ここ数日来、
Author: 程應瑞 Year 1962 Issue 10 PDF HTML
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4. 日本兒童画展をみて
中山公園(北京)で日本児童画展がひらかれると聞いたわたしは、さつそく、参観しようとかんがえた。ある晴れた冬のひるすぎ、わたしはカメラをぶらさげて中山公園をおとずれた。草地、樹木、築山などの残雪が陽光をうけてきらきらと輝き、朱塗りの長廊や池のほとりのあづまやがこよなく美しかつた。展覧会は中国人民対外文化協会と中国人民児童保衛全国委員会の共同主催によるもの。四歳から十五歳までの児童たちのクレオン画やパ
Author: 程應瑞(チヨンインルイ) Year 1957 Issue 4 PDF HTML