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1. 中国少数民族の楽器
中国は多民族国家であり、漢民族のほかに五十五の少数民族が住み、その数約二千七百万人といわれる。長い歳月をかけて、少数民族の人びとはその才能と知恵を生かして民族文化の創造に努めてきた。民族共有の財産少数民族楽器は長い歴史をもっている。今から六千年前の陝西省西安の半坡村、年代はそれより少し下るが、山西省の万泉県荊村、甘粛省玉門の火焼溝にある新石器時代の遺跡で、考古学者はさまざまな形をした陶塤(けん)(
Author: 毛継増 Year 1989 Issue 2 PDF HTML
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2. 笛·笙·二胡·琵琶
笛笛─といえば、唐代の詩人李白の〈春夜洛城に笛を聞く〉という詩をおもいださずにいられない。誰が家の玉笛か暗(かす)かに声を飛ばす 春風に散り入りて洛城に満つ 此の夜曲中に折柳を聞けば 何人か故園の情を起さざる詩人は悠揚とした笛の音に郷愁をさそわれたらしい。その笛の音の美しさはわれわれにもわかるような気がする。笛はごくありふれた管楽器で、中国人のもっとも好む民族楽器のひとつである。笛はむかしは〈横吹
Author: 曹安和(ツアオアンホー) 毛継増(マオチイツオン) Year 1963 Issue 9 PDF HTML