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Your search : [ author:段連城 え·黄玫] Total 6 Search Results,Processed in 0.094 second(s)
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1. 対外開放と文化の揺らぎ(上)
一九七九年に対外開放政策がとられてから九年、目下、中国は大きな変化の中にあります。その影響は山村僻地にまで及び、外来文化の衝撃を受けて、人びとの生活、行動、価値観など、多方面に文化の揺らぎが現れています。 二年前、本誌に紀行文「南遊百日記」として、現代化の光と陰について執筆した段連城氏が、今回は、華東の旅での見聞と思索をまとめて寄稿されました。三回にわたってお伝えいたします。菊田洋子さんからの手紙
Author: 段連城 え·黄玫 Year 1988 Issue 1 PDF HTML
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4. 現代化光と陰
巻頭に紀行文を掲載するのは、本誌にしてはじめてのことです。ベテラン記者として鳴らした筆者の、いわば「悠悠閑閑」の旅。足跡は生まれ故郷の昆明にはじまり、華南、華中へとしるされます。みちみち目にした「改革ただなか」の都市と農村。するどい観察眼が、現代化の光と陰―明るい面と暗い面をとらえます。喜びと憂い、そして希望。それは中国知識人の心の声ともいえるでしょう。思えば多忙な半生だったが、定年でやっと清閑を
Author: 段連城 え·魯忠民 Year 1986 Issue 4 PDF HTML
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5. 厳正な裁判寛大な判決
婦人勞働者方素榮さん六月七日撫順(ぶじゆん)(フーシユイン)に勾留中の九百名あまりの日本戰爭犯罪者の一部について中華人民共和國最高人民檢察院が最高人民法院特別軍事法廷に起訴した結果、その裁判がはじまるというので、記者はさつそく北京から撫順にむかつた。その途中で、おなじジヤーナリスト仲間のひとりが、つぎのような話をきかせてくれた。それによると―撫順に平頂山(へいちようざん)(ピンテインシヤン)という
Author: 段連城(トワンリエンチヨン) Year 1956 Issue 8 PDF HTML
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6. つきせぬ感激
鈴木啓久ら八名にたいする特別軍事法廷の判決が下り、閉廷してから記者はさつそくかれらの勾留されているところにゆき、係員の許可をうけて面会した。藤田 茂ドアをノツクして藤田茂の監房に入ると、元日本の陸軍中將で、第五十九師團長をつとめたかれは、テーブルにひじをつきながらじつと考えこんでいるとこうだつた。記者と通訳に椅子をすすめてくれる藤田茂にむかつて、もし差支えなければ先刻の判決について感想を聞きたいし
Author: 段連城(トワンリエンチヨン) Year 1956 Issue 8 PDF HTML