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Your search : [ author:楊沫] Total 3 Search Results,Processed in 0.088 second(s)
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1. 日本の友人のみなさんへ
親愛な日本の読者のみなさん中国の北部はもう秋景色につつまれています。山に面して開いている窓の前には、黄色に色づいた木の葉がひらひら舞いおちています。わたしは、机の上におかれてある島田政雄さんと三好一さんの訳された赤い表紙の『青春の歌』や日本の友から送られた手紙の束とおくりものをながめながら、おさえきれない感動に胸をふくらませつつ、この手紙を書きます。親愛な友人のみなさん、『青春の歌』が日本の方々に
Author: 楊沫 Year 1962 Issue 12 PDF HTML
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2. 革命の青春をとりもどしたわたし
毛主席の「延安の文学·芸術座談会における講話」が発表されてから三十年になる。この偉大な、画期的な著作は、文芸活動家―すべての人をもふくむ―の思想改造をはっきりと提起した。この文章ではわたしの思想改造について書くことにする。はげしい革命のあらしが吹きまくった年月に、わたしは作家として文化大革命のたたかいにくわわった。このたたかいは、裏切者、敵のまわし者、労働者階級の奸賊劉少奇をかしらとするブルジョア
Author: 楊沫 Year 1972 Issue 8 PDF HTML
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3. 青春は美しいもの
母の決めた結婚に反対一九三一年の春のことだった。そのころ、私は北京郊外にある西山温泉女子中学の三年生だったが、寄宿舎にいる私のところに、すぐ帰るよう家から電話がかかってきた。なにごとかと急いで家に帰ってみると、母は、わが家が破産してしまい、そのうえ父は私たちを棄てて家出してしまったとつげた。母は私に国民党のある高級将校と結婚するようにすすめた。その人と結婚すれば、一家はこれからも楽な生活をすること
Author: 女流作家·『青春の歌』の著者 楊沫 Year 1978 Issue 1 PDF HTML