Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:楊宗栄(ヤンツオンロン)] Total 2 Search Results,Processed in 0.066 second(s)
-
1. 呉王夫差鑑
呉王夫差鑑は一九四〇年河南(ホーナン)省輝(ホエイ)県琉璃閣から出土したものである。この時出土した二つの鑑(鑑の意味はあとにのべる)は、形状、文様、銘文いずれも同じで、そのうちの一つは現在中国歴史博物館におさめられている。この器は耳をふくめての高さが四四·八センチ、器そのものの高さ四二センチ、口径七六·五センチ、底の直径は四七·二センチである。円形で口がひろい、口はへりが外に折れ、頸部はいくぶんく
Author: 楊宗栄(ヤンツオンロン) Year 1964 Issue 4 PDF HTML
-
2. 五代青瓷四系罐
中国の磁器は陶器から発展してきたもので、古代中国の偉大な発明の一つといわなければならない。うわぐすりをほどこさない陶器から、うわぐすりをほどこした磁器が生まれるまでには、きわめて長い年月をついやしている。中国にさいしょに生まれた磁器は青磁で、それから一〇〇〇余年のあいだ、青磁は磁器のなかでも主要な位置をしめてきた。青磁を焼くかまどの数も多く、全国各地に分布していた。ここにかかげた罐(かん、食物をい
Author: 楊宗栄(ヤンツオンロン) Year 1966 Issue 4 PDF HTML