Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:東星] Total 2 Search Results,Processed in 0.055 second(s)
-
1. 漢字の起源と変遷
中国は統一された多民族国家である。五十四の民族のうち、漢族の人口が最も多く、人口のほぼ九十四パーセントを占める。そのため、中国の文字といえば人びとは漢字を思いうかべるのがつねである。漢字の起源漢字はいつごろにできたのか。誰がつくったのか。中国の古い書物にはつぎのような物語がみられる。紀元前二五五〇年ごろ、中国西北部の黄河流域に、いくつかの部落の連合体があった。その連合体のかしら、つまり酋長の名を黄
Author: 東星 Year 1973 Issue 3 PDF HTML
-
2. 紙
さしえは製紙過程をえがいた絵(明代の書『天工開物』より)紙は古代中国の発明の一つであり、すでに二千余年の歴史をもつ。では、紙はどのようにして発明され、どのような発展過程をとげてきたのだろう。文字と古文書文字が発明されるまで、人びとは生産活動、生活、往来などを記録するのに、縄を結ぶ方法をもちいていた。のちになって、陶器や泥の板の上に符号を刻みつけて物事を記録した。長期にわたる経験のつみかさね、選択に
Author: 東星 Year 1973 Issue 6 PDF HTML