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Your search : [ author:李連慶] Total 3 Search Results,Processed in 0.077 second(s)
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1. ありし日の増田渉先生
増田渉先生は、魯迅の晩年における日本の友人の一人で、日本の著名な魯迅研究家、中国文学研究者である。去る三月十日、かれは世を去られた。増田渉先生が不幸にも逝去したとの知らせを聞いたとき、わたしは自分の耳を疑った。一九七六年十二月十六日の夜、陳楚大使とわれわれは離任して帰国するに当り、お別れのレセプションを催した。増田先生はわざわざ大阪から東京に足をはこび、これに出席された。七十三歳の高齢にもかかわら
Author: 李連慶 Year 1977 Issue 8 PDF HTML
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2. 内山嘉吉さんと鲁迅
魯迅には生前日本の友人が大勢いた。その中で内山嘉吉氏と松藻夫人は今も御健在である。魯迅と内山氏夫妻は親しい友情で結ばれていた。一内山嘉吉氏は一九二七年、二八年、三一年に夏期休暇を利用して、日本から上海を訪れているが、その際に兄内山完造氏のやっていた内山書店で魯迅と知り合った。彼は『中国近代木刻の黎明期』という文の中で魯迅と知り合った頃の様子を次のように書いている。「一九三一年七月下旬、わたしは兄内
Author: 李連慶 Year 1978 Issue 4 PDF HTML
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3. 中国の徐福研究
李連慶前駐日参事官、駐インド大使現在中国徐福会準備会会長海に乗りだした方士―徐福徐福は徐市ともいう。紀元前二五五年、戦国時代(前四七五~前二二一)末期に斉の瑛耶に生まれた。青年時代は戦国七雄(七つの大国)が死闘をくり返していた時期にあたり、秦がやがて中国統「の大事業を完成する変革の時代だった。斉は山東半島を領域とする経済大国で、農業、商業、手工業、科学技術の旧ほか、航海術が発達していた。同時に儒家
Author: 李連慶 Year 1992 Issue 3 PDF HTML