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Your search : [ author:戴楓(タイフオン)] Total 3 Search Results,Processed in 0.093 second(s)
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1. 暴虐とたたかう人びと
記者たちがベトナム南部を訪れているあいだ、毎日のように英雄的な戦士のたたかいの報道をきいて、いつも心からはげまされた。平然と死につくレー·バンゾウあるとき、ダナン近郊の某地で、偶然なめぐりあわせからレー·バンゾウという若ものと知りあった。かれは中背で、よく日焼けし、屈強な体格をしていた。多くのすぐれた人物の例にもれず、かれは不屈、沈着、誠実などのよい性格をそなえていた。かれとあったときは、かれはダ
Author: 戴楓(タイフオン) Year 1966 Issue 3 PDF HTML
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2. 奇襲
昨年、米·かいらい軍がちょうど「乾期攻勢」をわめいているころ、われわれは広びうとしたサイゴン川を渡ってサイゴンの前線まで従軍した。そして真っ昼間、われわれはサイゴン市の郊外につらなる公路を歩いてみた。そのあたりには赤と青の地に金の星のある解放民族戦線の旗が風にひるがえって、解放戦線の戦士たちは密林から平原に出、敵の心臓部へ向かって前進していた。「サイゴンはここから三〇キロもはなれていませんよ」と解
Author: 戴楓(タイフオン) Year 1966 Issue 4 PDF HTML
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3. プレイク米軍基地奇襲の英雄
わたしはこれまで、アメリカ侵略軍の心臓部を攻撃した南ベトナム解放軍の戦士と会ってみたいとつよく願っていた。この願いはついにかなった。テイグエン高原のある村でわたしは、一九六五年二月七日にプレイク米軍基地を奇襲した〈神兵〉と会えたのだ。三〇歳ちかくのその戦士は、ダムという名前で、南ベトナム解放軍のふつうの戦士だった。ハンディン拠点の攻撃で分どったというアメリカ製の自動小銃をさげたかれは、赤銅色の顔を
Author: 戴楓(タイフオン) Year 1966 Issue 5 PDF HTML