Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:慶南] Total 77 Search Results,Processed in 0.097 second(s)
-
1. トン(侗)族―特異な木造建築家
北京市区の南にある天壇公園。ここの祈年殿を中心とした建築群が中国の伝統的な建築芸術の傑作であることに異論をさしはさむ者はない。外国の旅行者も北京に来ると、かならず一度は観にゆくところだ。この、高さ三八メートル、直径三〇メートルの三層の祈年殿は木造で、コンクリートどころか釘一本さえ使わず、すべてホゾとマス形で処理している。それが五百年間完全無欠に保存され、中国の古代建築の独特な風格をあますところなく
Author: 慶南 Year 1980 Issue 8 PDF HTML
-
2. 中国第五回体育大会
全世界が注目する第二三回オリンピック大会は、今年の七月、アメリカのロサンゼルスで行なわれる。各国の選手は、この四年に一度開かれるスポーツの祭典葎前に、トレーニングに余念がないことはもちろんだ。中国の選手たちも例外ではない。オリンピックのひのき舞台で、その面目をほどこすため、日夜トレーニングに励んでいるのである。昨年の九月下旬、上海市で開かれた第五回全国体育大会(全体会)は、オリンピックへの参加を前
Author: 慶 南 Year 1984 Issue 1 PDF HTML
-
3. 親、親たらざれば……
幼時の偏愛韓さんは、四人の子の母で、もう五十をこえているだろう白髪まじりの、退職した労働者である。善良な顔に深い後悔の色をうかべて、家庭の不幸を語る様子は痛ましかった。「末の息子がこんなことになったのも、本人がだらしないからですが、でも、その責任は親の私たちにあるのです」韓さんの末の息子で二十歳の高利軍が窃盗で逮捕されたのだ。韓さんには息子三人、娘一人がいるが、宋っ子ということで利軍は小さいときか
Author: 慶南 Year 1984 Issue 7 PDF HTML
-
4. 「もしもし、こちらは八番局……」
「もしもし、こちらは八番局。どちらへ?」「もしもし、農業機械工場ですか、通話です、どうぞ―」「工業局、すみましたか?
Author: 曾慶南 Year 1974 Issue 2 PDF HTML
-
5. ふたつの子供の世界をみてきた 保育員 唐淑静さん
「朝は空気がきれいです、みんなでラジオ体操をしましょう、腕をのばし、腰をまげてとびましょう」あどけない子供たちの声が園内から伝わってきます。ある初夏の朝早く、記者は北京市西四にある北六条幼稚園を訪ねました。無邪気な園児たちが、五十歳になろうかという先生の指導のもとで熱心にラジオ体操をしているところです。まんまるな赤い頰をほころばせている子供たちは、なんてかわいいのでしょう。まるで朝日を浴びて咲き競
Author: 曾慶南 Year 1974 Issue 11 PDF HTML
-
6. 北京市北新橋二条居民委員会
日本の読者から中国の都市にある居民委員会というのはどのような組織か、その任務、日常活動、住民との関係などについての質問がよせられているので、北京市北新橋二条居民委員会を訪ねることにした。うららかな春の日だった。二条胡同につくと、町内の老若男女が、二条居民委員会の計画にしたがって、大掃除をしていた。町内の道を掃除している者、わが家の掃除をしている者などさまざまだ。やがて、町内の通りも家々の掃除も終り
Author: 曾慶南 Year 1975 Issue 5 PDF HTML
-
7. 新スタートをきる中国のスポーツ
第八回アジア競技大会は、来月、タイのバンコクで開かれる。これはアジアの人民とスポーツ選手が友好を増進し、スポーツ技術を交流する祭典である。一九七四年、イランのテヘランで行なわれた第七回アジア競技大会いらいのアジア各国スポーツの発展状況とその成果を示しあう大会でもある。中国は四百名近い選手を派遣し、ボクシング、ボーリング、ホッケーを除く十六種目の競技に参加する予定である。これは、「四人組」が打倒され
Author: 曽慶南 Year 1978 Issue 11 PDF HTML
-
8. 中国スポーツの実績と問題点
昨年の十一月、第八回アジア競技大会の開幕を前にして、本誌は特集を組み、ここ数年間における中国スポーツ界の変化を紹介するかたわら、第八回大会で好成績が予想される若干の種目について展望しておいた。十二月、記者は幸いにも気温セ氏三〇度にのぼるタイのバンコクにゆき、第八回アジア競技大会をつぶさに取材することができた。以下、中国選手たちの活躍ぶりを中心に大会の模様を報告してみたい。成功をおさめた第八回大会炎
Author: 曽慶南 Year 1979 Issue 3 PDF HTML
-
9. 少林拳士の里帰り
四月中旬のある日、和やかな日差しと春風の中を、宗道臣氏を団長とする、日本少林寺拳法訪中団の一行が、千年の古刹、少林寺を訪れた。かつて中国で武術を学び、それから四十三年経ったいま、故郷に帰るにも似た気持ちで、嵩山·少林寺の山門に立った老拳士、それは、日本少林寺拳法連盟会長の宗道臣氏である。念願かなった喜び北京飯店の友誼ホールで、宗氏は感慨深く、このたびの「里帰り」の話をされた。「四十三年ぶりです。長
Author: 曾慶南 Year 1979 Issue 6 PDF HTML
-
10. ジノー族
新たに認められた少数民族昨年六月、国務院は西南部辺境の密林にすむジノー族を、中国の少数民族の一つとして正式に承認した。民族学者の調査により、単一の民族としての条件を備えていることがわかったのだ。これで中国の民族数は五六になる。ジノー族の人口はわずか一万人そこそこだが、解放前の社会形態が、原始社会末期から階級社会へ移行する時期の農村共同体に似ていたといわれ、解放後、一足とびに社会主義化したわけで、社
Author: 曾慶南 Year 1980 Issue 1 PDF HTML