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Your search : [ author:孫理] Total 6 Search Results,Processed in 0.090 second(s)
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1. 再会のよろこび
今年の六月、北京では、「現代日本の伝統工芸展」が開かれた。これは日本の国際芸術見本市協会と日本中国文化交流協会の主催によるものである。展覧会場は毎日、日本の伝統的な工芸品を見にくる人びとでにぎわった。そのなかには、わざわざ地方から上京した工芸美術の愛好者もすくなくなかった。七月のある日のこと、重慶にある四川省美術学院工芸美術学部の副主任·沈福文さんが展覧会場に姿をみせた。沈さんはもう何度もここにき
Author: 孫理 Year 1973 Issue 11 PDF HTML
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2. 友情は海をこえて
中日国交正常化一周年を迎えて、日本の若人たち七百余名が、「青年洋上大学」を組織して二団に別れて中国を始めて訪問した。三重県の「青年洋上大学」は、前代議士川崎秀二氏が名誉団長で、三重県副知事後藤土男氏が総長であり、兵庫県の「青年洋上大学」は、兵庫県知事坂井時忠氏が学長であった。今回は七~十日間にわたる短期間訪問で上海、天津、北京三都市を参観したのであるが、日本の若い友人たちは、日本人民の中国人民によ
Author: 孫理 Year 1973 Issue 12 PDF HTML
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3. 「元気でいます!」
中日両国の国交が正常化してから一年あまりになる。日本国民が中国人民に贈った大山桜は中国の大地ですくすくと成長している。それにつけても上野動物園から北京動物園に贈られた貴重な動物たちは北京でどのように育っているだろうか?その様子を見るため、先日北京動物園を訪ねた。去年「ランラン」と「カンカン」を上野動物園へ送り届けた諸宏章さんの話によると、北京動物園ではニホンカモシカ、ペンギン、チンパンジー、ベニヅ
Author: 孫理 Year 1974 Issue 2 PDF HTML
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4. 人民公社での一日
去年の十一月二十七日、日本第四次農村活動家友好訪中団が、北京郊外にある南苑人民公社を訪れた。わずか一日であったにもかかわらず、訪中団の友人には、「楽しく有意義な一日」だったようだ。脱穀場で南苑人民公社槐房生産大隊の脱穀場には、刈り入れたばかりの稲たばがところせましと積まれていた。公社員男女は快晴の天気をのがさず脱穀におおわらわだ。去年、春の干害にうちかっての豊作なので、公社員たちのよろこびもひとし
Author: 孫理 Year 1974 Issue 3 PDF HTML
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5. 日本青年とともにすごした日び
中国青年代表団が北京に帰ってきた翌日、わたしたちはさっそく訪ねていった。団員の人たちに一カ月にわたる訪日のあれこれを語ってもらうためである。ちょうど会議中だった王淑珍団長は、発言を中止して、うちとけたようすでわたしたちを迎えてくれた。「よいところへきてくださいました。『人民中国』誌を通じて、どうか日本の青年、日本の人民、そして歓迎委員会の友人のみなさんに、中国青年代表団全員の心からの感謝の気持をお
Author: 孫理 Year 1974 Issue 6 PDF HTML
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6. さかんになる往来つよまる友誼
中日国交正常化が実現してもう二年になる。二年まえ、田中総理大臣がまねかれて中国を訪れている間に、中日両国政府は共同声明を発表して、両国間の不正常な状態の終結と外交関係の樹立を宣言した。中日両国間における戦争状態の終結と国交正常化の実現は、両国関係の歴史に新たな一章をつけくわえ、両国人民間の友好交流拡大のための新しい前途をきりひらいた。この二年間に、両国の政府、人民間における往来は日ましにさかんにな
Author: 孫理 Year 1974 Issue 10 PDF HTML