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Your search : [ author:孫平化
(中国日本友好協会副会長兼秘書長)] Total 4 Search Results,Processed in 0.073 second(s)
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1. 本屋街がなつかしい
私は、東京で一九三九年の初めから一九四三年半ばまで、四年半の留学生活を送ったが、あの頃は、中日関係史上ひじょうに不愉快な時代であったため、発表したいような思い出はそんなに多くはない。四年半のあいだ、私はずっと東京にいた。私が興味を持ち、よく出かけていったところは、内山書店と、神田、本郷の東大赤門前、高田の馬場あたりの古本屋が軒を並べるあたりだ。そのほか、私の在学していた東京工業大学からわりあいに近
Author: 孫平化 (中国日本友好協会副会長兼秘書長) Year 1980 Issue 6 PDF HTML
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2. 中日国交回復の前後
中日両国の国交が回復して十年になるが、実は、両国の関係は、国交を回復するまでに長い、曲折した道を歩んでいた。新中国誕生後、中国と日本の民間交流は、一九五二年春、日本社会党議員帆足計氏と緑風会議員高良とみ女史が中国を訪れた時から数えれば、今年の春でまるまる三十年になる。国交回復前の二十年(一九五二~一九七二年)と、回復後の十年(一九七二~一九八二年)である。この三十年のあいだ、日中友好のために奔走し
Author: 孫平化 Year 1982 Issue 9 PDF HTML
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3. 中日平和友好条約五周年に寄せる
カレーライスか赤飯か一九七八年の九月一日、北京の、人民大会堂の宴会場には、千人近い日本の友人と中国の国家指導部のメンバー、それに首都の各界人士が集まり、同年八月十二日に実現した中日平和友好条約の調印を祝って、盛大なカクテルパーティーが開かれた。それは型破りで今なお忘れがたいつどいだった。大宴会場のメーンテーブルの中央に、紅白の大きな鏡餅が飾られ、各人の席には赤飯があって、ひときわ慶祝気分を盛り上げ
Author: 孫平化 Year 1983 Issue 9 PDF HTML
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4. 访日隨想
一九五七年の冬、中国訪日農業技術代表團の一員としてわたしは日本を訪れました。そして、約二カ月にわたつて本州から九州、北海道などの各地にまいりました。ところで、こんどの訪問はじつはわたしにとつて三回目でありまして、この三年間というもの每年日本にゆく機会にめぐまれたことは、まつたく幸せだと思つています。考えてみると中国にかえつてもう四カ月あまりになるのですが、それでも羽田飛行場で、日本のアジア農業交流
Author: 孫平化(スンピンホワ) Year 1958 Issue 5 PDF HTML