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Your search : [ author:周川] Total 6 Search Results,Processed in 0.110 second(s)
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1. 東河沿村のはなし
ここに紹介する東河沿村は、北京の西の郊外にある村である。この村には去年の春、農業生産組合ができて、二一戸の農家が加入した。ところがその年の秋までに組合員の数は六倍にふえ、村の全農家一六七戸のうちの二二戸までが組合にはいつた。まもなくこの組合と近くの張郭荘の農業生窟組合とが合併して四百戸に近い大世帯ができた。それでこの村の組合はこの大生産組合の第四生産大隊になつた。組合の馬小屋で,わたしは飼育員の梁
Author: 周川 Year 1954 Issue 9 PDF HTML
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2. 新堰村で迎えた舊正月
旧曆の大晦日―一月二十三日。浙江省の新堰村ではどの家も正月の準備に忙しい。女の人たちは、庭をきれいに掃除したり、小川のほとりで鷄の羽毛をむしつたり、白菜を洗ったりしている。手も忙しそうだが口も忙しい。のべつまくなしに何かしやべつている。生產組合の各隊でも今日はみんなに正月の支度をさせようと仕事を早目にきりあげた。子どもたちはもう新しい晴着に着かえ、南京豆や飴玉をほおばりながら遊んでいる。農業生產組
Author: 周川 Year 1955 Issue 3 PDF HTML
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3. 新しくできた北京の百貨店
去年の國慶節を前に六階だての國営北京デパートが店開きした。國慶節の喜びにわきたつ北京市民に、もうひとつの喜びがかさなつた恰好になつた。ついこの間まで小さな古びた家が立ち並んでいた場所にできたこのデパートは、いちどきに一万八〇〇〇人のお客さんがはいれるというから、全國でも最大のデパートのひとつだ。各階とも通風設備や暖房、冷房の設備があるいつぽう、ふんだんにとりつけられた螢光燈のために室内は戸外とかわ
Author: 周川(チヨウチユアン) Year 1956 Issue 1 PDF HTML
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4. 農業生產協同組合主任と語る
『うちの組合の模樣ですか。そりや喜んでお話しますよ。けれども、私たちの組合は、いま高い型の組合にきりかえる最中でしてね。二月には完全な社会主義の組合になるんですよ。私たちのところはもともと半社会主義の組合なわけですが……』山西(さんせい)(シヤンシー)省汾陽(ふんよう)(フエンヤン)縣賈家莊(かかそう)(チヤーチヤーチユアン)農業生產協同組合の主任をしている賈煥星(かかんせい)(チヤー·ホワンシン
Author: 周川(チヨウチユアン) Year 1956 Issue 5 PDF HTML
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5. 協同組合の生んだ奇跡
さいきん、わたしは北京をおとずれた数名の農民と知りあいになつた。いずれも全国農業労働模範代表会議に出席した人びとである。中国では、昨年全国の二六の省(自治区をふくむ)のうち、ひどい風害、水害、旱害にみまわれたところが一一省にもたつしたのだが、協同化を実現した農民の努力によつて、こうした天災が見ごとに克服された。全国の食糧收穫高のごとき、豊作の一九五五年より約一〇〇〇万トンも上まわつて一億八四三〇万
Author: 周川(チヨウチヨワン) Year 1957 Issue 6 PDF HTML
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6. 浠水河畔の農家
ありふれた農家黄昏のひととき、陶兆先(とうちようせん)(タオ·チヤオシエン)さん一家は五人とも家にいた。夕食をすましたばかりのところらしく、台所では長男の嫁さんだという人が食器を洗つていたし、庭さきではこの家の主婦らしい人が鷄や家鴨を小屋に追いこんでいた。長男は庭さきで凉んでいた。もう秋たけなわというところなのに、湖北(こほく)(フーペイ)省の東部にあたるこの地方では、まだ残暑がかなりきびしい。陶
Author: 文·カメラ 周川(チヨウチヨワン) Year 1957 Issue 3 PDF HTML