Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:呉重遠] Total 6 Search Results,Processed in 0.108 second(s)
-
1. 新中國のスポーツ
中國は國土がひろく、さまざまな氣候にめぐまれている。いちばん北の方は半年ちかくも結氷期がつづくので、スケートやスキーにはもつてこいだし、亞熱帶の南の方には入江や河、湖などがたくさんあるので、三月から十月まで水泳ができる。また、温暖な中部は、どんなスポーツをやるにも大へん好都合である。こんなに自然條件に惠まれていながら、解放前には、働く人びとは身体を鍛えることなど思いもよらなかつた。そのころは、運動
Author: 呉重遠 Year 1955 Issue 11 PDF HTML
-
2. 競枝と友誼の大会
一九六一年四月十四日の夜、北京(ぺイチン)の労働者体育館は、歓喜と希望にあふれ、青春のエネルギーと激情にわきかえつた。第二六回世界卓球選手権大会は、最後の激戦の幕を閉じた。万雷の拍手と歓呼につつまれながら、中国と日本の混合ダブルスの二組の選手たちはかたく手を握り合う。巨大な北京労働者体育館の天井にとりつけられた数百コの照明燈がいつせいにともり、館内を昼間のように明るく照らし出す。ブラスバンドが雄壮
Author: 呉重遠 Year 1961 Issue 6 PDF HTML
-
3. 卓球に結ばれる中日の友情
プラハの世界卓球選手権大会が幕をとじてからもうかなりになるが、見るものの手に汗をにぎらせたあの熱戦やみごとなプレーはいまもわたしたちの目に浮かんでくる。大会まえの予想どおり、中日両国チームはこのプラハの大会でもやはり技量伯仲した両雄だった。中国の男子チームは男子全種目の選手権を獲得したし、日本の女子チームも女子全種目の選手権を獲得したほか、男女混合ダブルスでも日本チームが栄冠をかちとった。日本の友
Author: 呉重遠 Year 1963 Issue 7 PDF HTML
-
4. 第一回全國労働者競技大会
昨年の十月二日、北京の先農壇(シエンノオンタン)体育場のスタンドではひつきりなしに嵐のような拍手と歓呼がわきあがつた。この日中國はじめての全國労働者競技大会の幕がきつておとされたのだ。陸上競技に三つの新記錄が出たのもこの日だつた。大会の全期間では、最初の日の三人をいれあわせて十人の選手が國内最高記錄をうちたてた。新中國の大衆的なスポーツのめざましい発展と進歩は、観衆の賞讃をはくした。この大会には十
Author: 呉重遠(ウーチオンユアン) Year 1956 Issue 1 PDF HTML
-
5. 農業労働者から選手、そしてコーチヤーヘ
一九五四年、ブダペストの世界大学生スポーツ大会で、バレーボールの試合がおわつた直後のことである。試合中、左手のサーブで何回となく得点をかせいだ中国の選手黄亨(こうこう)(ホワン·ホン)こ君のところに駆けよつた一人の外人記者がつぎのように質問した。『あなたのうちこみは実にすばらしい。小学校のときから、バレーボールをやつていたんでしよう?』こうした質問に出くわすと、黄亨君はいつも微笑をうかべて頭を横に
Author: 呉重遠(ウーチオンユアン) Year 1956 Issue 11 PDF HTML
-
6. 第一回新興勢力競技大会に参加して
新興勢力競技大会の生命力一九六三年十月二十九日、第一回新興勢力競技大会(ガネフォ)参加の中国選手団は、インドネシアの首都ジャカルタに到着した。主人側は、民族服に装いをこらした若い男女の儀仗隊という貴賓待遇の儀式をもってわれわれをむかえてくれた。感動的な歌声のなかで、歓迎の人びとの手によって、われわれの胸には美しいバラの花がかざられた。インドネシアの友人たちは、口々に「あなたがたはわたしたちに喜びと
Author: 呉重遠(ウーチユンユワン) Year 1964 Issue 2 PDF HTML