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Your search : [ author:史樹青] Total 4 Search Results,Processed in 0.100 second(s)
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1. 章炳麟の書「蕪城賦」巻
章炳麟(一八六九~一九三六)は、中国の近代史における名高い民主主義革命家、思想家で、また有名な学者でもある。浙江省余杭の生まれ。始めの名は学乗、字は枚叔。後に名を炳麟とし、太炎と号した。若いころ、●俞樾、孫詒譲(そんいじよう)から教えを受けた。その後、国の力を強めるために日本の明治維新にならって唱えられた「変法自強」運動に共鳴、さらに清朝打倒の政治運動に身を投じたので、逮捕を迫られ、前後三回も日本
Author: 史樹青 Year 1986 Issue 4 PDF HTML
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2. 西周 盠方彝
一九五六年三月、陝西(シヤンシー)省郿(メイ)県李家(リーチヤ)村の農民李含章(リーハンチヤン)が、畑から一組の古代の銅器を掘りだした。李含章はこれを陝西省博物館に送ったが、その銅器の内容は方尊(ほうそん)(方型の酒器)一件、方彝(ほうい)(方型の酒器)二件、蓋つきの馬をかたどった尊一件、馬をかたどった尊の蓋一件であった。このなかで、蓋しか出土しなかったものがあるのは、おそらく銅器を埋めるさい、器
Author: 史樹青(シーシユウチン) Year 1964 Issue 12 PDF HTML
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3. 春秋 銅鑑
一九六五年の春、湖南(フーナン)省文化局は、湘郷(シヤンシヤン)県の牛形山(ニユウシンシヤン)にある春秋時代(紀元前七七〇年~紀元前四七五年)の古墓を発掘した。これは楚(そ)の国の奴隷主、貴族の墓である。墓は長方形で、長さ四·八メートル、幅一·二メートル、その比例は四対一。こうした形式の墓を「長坑墓(ちようこうぼ)」と考古学者はよんでいて、初期の楚墓にみられる特殊な形式である。一般に長坑墓からの出
Author: 史樹青(シーシユウチン) Year 1966 Issue 10 PDF HTML
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4. 塔のはなし
中国を旅する外国の友人のみなさんは、いたるところで、高く聳える古代建築物の塔を御覽になるでしよう。これらの塔は、山河の美しい点景であるとともに、その土地々々の標識にもなつています。陝北(せんほく)(シヤンペイ)延安(えんあん)(イエンアン)郊外の岡の上に立つ古塔は、かつてのあの革命鬪爭の日々にこの革命の聖地におしかけた靑年たちからどのように感激的な眼で迎えられたことでしよう。遠くからこの塔が見える
Author: 史樹青(シーシユウチン)魏今(ウエイチン) Year 1957 Issue 7 PDF HTML