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え·司徒兆光] Total 2 Search Results,Processed in 0.074 second(s)
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1. 外傷兵を肩車にのせて渡河―賀竜将軍
一九三四年の秋のある日、東の空が白みかけるころ、中国労農赤軍第二軍団は駐屯綿を出発した。総指揮官の賀竜同志は、灰色の木綿の服、素足にわらじをはいて、普通の兵士と同じ格好をしている。行軍の途中、彼はときおり足を止めて、兵士たちに、「前の人にしっかりついて歩きなさい」「足は痛くないかね?」「寒くないかね?」などと声をかけた。入隊したばかりの兵士は、やさしい賀竜司令官を見て、「くにのおやじそっくりに可愛
Author: 任明選 え·司徒兆光 Year 1980 Issue 3 PDF HTML
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2. 朱徳同志と炊事員と花屋さんと…
炊事班長一九二九年のことだ。井岡山に駐屯していた赤軍が、土豪との交戦、食糧の調達、弾薬、物資の運搬などの軍事行動をするとき、いつも炊事班の中に入って行軍鍋や食糧を担ぐ朱徳総司令の姿があった。ある日、食糧運びの帰途、小休止のラッパで担いでいた荷物をおろした兵士たちは、朱徳同志の周りに集まって雑談をはじめた。炊事班で一番年の若い小劉(シヤオリユウ)が、「総司令はぼくたちと同じ木綿の軍服、巻脚絆、わらじ
Author: 陳耕基 え·司徒兆光 Year 1980 Issue 6 PDF HTML