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Your search : [ author:中国社会科学院文学研究所 戴燕] Total 4 Search Results,Processed in 0.068 second(s)
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1. 日本語テキストへの提言
私が大学で日本語の勉強を始めたのは今から二十年前、ちょうど文化大革命が終わったばかりのころだった。各学校とも満足な準備もできないまま大勢の学生を受け入れたので、きちんとした教材が途端に足りなくなってしまった。私のクラスでは先生がガリ版で刷ったプリントのほかに、北京人民ラジオ局の日本語講座のテキスト『日本語』を最も頻繁に使った。この教材は「基本的な文法を明快に説明しており、中国人に適している」と評価
Author: 中国社会科学院文学研究所 戴燕 Year 2000 Issue 3 PDF HTML
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2. メイド·イン·ジャパンin香港
先日、香港の新聞『明報』で、東京のある高級ホテルの広告を目にした。それによると、このホテルは来日する「香港のスターたちの常宿」になっており、宿泊料は「一泊四千香港ドル(約五万六千円=六月現在)」で、サービスには絶対の自信があり、「必ずご満足いただける」とのことだった。客室の備付品の充実ぶりもこのホテルの売り物らしく、例えば、備え付けのファックスの隣には外国語の辞書が何冊も並べてある。これは外国語の
Author: 中国社会科学院文学研究所 戴燕 Year 2000 Issue 9 PDF HTML
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3. ゴマとスイカ
奥さんを怖がる男性を「恐妻家」と呼ぶのは日本人の独創である。これを初めて聞いたときには、噴き出してしまった。常々、日本人にはユーモアが欠けていると言われるが、本当は必ずしもそうではないようだ。「恐妻家」は、言うまでもなく男性をあざ笑う言い方だ。「彼は奥さんを怖がる人だ」と周囲の人たちはみな知っているとしても、「家」という言葉を使うほど有名ではなかろう。ただし、「恐妻家」という妙な言い方の中に、日本
Author: 中国社会科学院文学研究所 李兆忠 Year 2001 Issue 11 PDF HTML
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4. ―画家·今岡琴子さん一行を案内して
今岡さん一行は、「北京市海淀区·東京都練馬区友好交流水墨画展」(二〇〇一年十月三十一日~十一月七日)に参加するため、北京にやって来た。今岡さんは日本側の代表である。海淀区と練馬区は、一九九二年に友好姉妹区となり、すでに十年の友好交流の歴史を持つ。これまでに文化、芸術、体育などの諸領域にわたる活発な交流が行われ、協力関係が築かれてきた。今回の水墨画展は、それらの活動の一つである。水墨画展は大成功だっ
Author: 文·写真·中国社会科学院文学研究所 李兆忠 Year 2002 Issue 3 PDF HTML