中国の外資系企業の労働組合の組織率は、二〇〇六年九月末現在五四·五%、組合員千百七十九万人で、年々、増加傾向にある。これに対して、日本の労組の二〇〇六年の組織率は一八·二%で、年々、減少傾向にあるという。その要因の一つとして、中国の労組は、日本の労組とは異なり、企業側と対立するものではなく、あくまで企業内において企業経営者と従業員との意思疎通を図る立場をとっていることが挙げられる。この意味で、中国...
Please login first!
中国の外資系企業の労働組合の組織率は、二〇〇六年九月末現在五四·五%、組合員千百七十九万人で、年々、増加傾向にある。これに対して、日本の労組の二〇〇六年の組織率は一八·二%で、年々、減少傾向にあるという。その要因の一つとして、中国の労組は、日本の労組とは異なり、企業側と対立するものではなく、あくまで企業内において企業経営者と従業員との意思疎通を図る立場をとっていることが挙げられる。この意味で、中国...