古都には老舗(しにせ)がある。北京も例外ではない。百年、二百年、さらには五百年近い暖簾(のれん)をもつ店が、今日も営業を続けている。老舗が生き続けていることは、古都のかけがえのない財産だと思う。そこで、北京の数多い老舗から、北京の浅草ともいわれる「大柵欄」(ダアシーラア)の老舗を数軒、紹介してみよう。地下鉄環状線の前門駅を降りると、北側には天安門と天安門広場が、その南側には前門がある。前門は故宮、...
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古都には老舗(しにせ)がある。北京も例外ではない。百年、二百年、さらには五百年近い暖簾(のれん)をもつ店が、今日も営業を続けている。老舗が生き続けていることは、古都のかけがえのない財産だと思う。そこで、北京の数多い老舗から、北京の浅草ともいわれる「大柵欄」(ダアシーラア)の老舗を数軒、紹介してみよう。地下鉄環状線の前門駅を降りると、北側には天安門と天安門広場が、その南側には前門がある。前門は故宮、...