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「旅途中的家(The home on journey)」を切り盛りする 楊子さん

Year:2007 Issue:12

Column: Personality

Author: 文·高原 写真·馮進

Release Date:2007-12-05

Page: 6,7

Full Text:  


楊子さん(中央)と仲間たち

楊子さん(中央)と仲間たち

北京市東城区、中軸線上にあるシンボル的な建築物のひとつである鼓楼から東南に三〇〇メートルほど行ったところに、今若者に人気のおしゃれなカフェ·ストリートー南鑼鼓巷がある。その北端を東西に走る菊児胡同の奥にあるのが、旅行客に人気のこじんまりした民宿「旅途中的家」だ。山西省出身のオーナーの楊子さんは、かつて北京市内の台湾式茶館·五福茶芸館で優雅な茶芸を身につけたというせいか、決して声を荒げることなどなさそうな温厚な性格、かぼそい声、そして落ち着いてゆったりとした振る舞いが印象的だ。

一年前、楊子さんは従兄と共にこの小さな旅館を始めた。普段、従兄はほかのことで忙しくあまり旅館のことにかまっていられないため、楊子さんと仲間たちで切り盛りしている。お客さんに食べてもらう本場の北京料理は、近所のおばさん頼みだ。

中庭付きの平屋を改装した「旅途中的家」は、そう広くはない。座ってお茶の飲める小さなリビングルームのほか、小さなバルコニー、そして最大で八人が泊まれるだけの客室のみである。「宿泊客が少ないからこそ、家庭的な雰囲気なのです」と楊子さんは言う。旅の途中のお客さんに、心から自分の家だと思ってくつろいでもらいたいというのが彼女の願いだ。「従業員は雇っていません。お客さんのお世話するのは私と私の親しい人たちだけです」

楊子さんたちの心のこもった細やかな気遣いに、宿泊客は我が家に帰ったような気持ちになる。「旅途中的家」に逗留する客の中には、数週間から数カ月と長期滞在する人も少なくない。昼間は市内に遊びに出かけてゆく宿泊客も、夜になるとリビングに腰を落ち着け、楊子さんがこまごまとした品のある優雅な茶器でお茶を入れてくれるのを楽しむ。彼女の語る中国人のお茶へのこだわりに耳を傾けながら、香り高いお茶をすすり、なんともいえない風情にひたっている。

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