昭陵は、唐代の第2代君主で、太宗の李世民の陵墓だ。陜西省礼泉県に置かれ、山を背にしてそびえるさまは壮観である。墓室の前の東西2つの小部屋には、六頭の駿馬のレリーフが施されていた。それが世に知られる「昭陵六駿」である。六駿は、李世民が唐王朝を興す闘いの中で使った軍馬で、輝かしい戦果をあげたことで、それぞれに褒美である名が与えられた。レリーフの六駿には、気勢をあげる力強い姿が写し出されている。三頭が疾...
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昭陵は、唐代の第2代君主で、太宗の李世民の陵墓だ。陜西省礼泉県に置かれ、山を背にしてそびえるさまは壮観である。墓室の前の東西2つの小部屋には、六頭の駿馬のレリーフが施されていた。それが世に知られる「昭陵六駿」である。六駿は、李世民が唐王朝を興す闘いの中で使った軍馬で、輝かしい戦果をあげたことで、それぞれに褒美である名が与えられた。レリーフの六駿には、気勢をあげる力強い姿が写し出されている。三頭が疾...