毛糸を使った造花北京の廟会(廟や寺の縁日)では、毛糸を使った造花「絨花(ロンホア)」をよく見かける。赤を主とするカラーの毛糸を結び、ハサミを入れて完成させた民芸品だ。1000年前の唐代に生まれ、今もなお北京や上海などの都市で流行している。絨花は、髪飾りやコサージュ、婚礼用の花など、用途によって種類が異なる。そのつくりは精緻をきわめ、色彩も美しく、縁起のいい意味が込められている。よく見かけるものには...
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毛糸を使った造花北京の廟会(廟や寺の縁日)では、毛糸を使った造花「絨花(ロンホア)」をよく見かける。赤を主とするカラーの毛糸を結び、ハサミを入れて完成させた民芸品だ。1000年前の唐代に生まれ、今もなお北京や上海などの都市で流行している。絨花は、髪飾りやコサージュ、婚礼用の花など、用途によって種類が異なる。そのつくりは精緻をきわめ、色彩も美しく、縁起のいい意味が込められている。よく見かけるものには...