編集後記

▽これまでの三号分の様々な調整を経て、四月号からの編集作業は、ようやく軌道に乗り出したように思います。今月の表紙には、香港出身の映画監督、余力為が登場してくれました。映画ファンの読者なら、彼の撮影監督としての経歴や、四月に東京で公開される予定の長編第一作『天上の恋歌』について、すでに耳にされたことがあるでしょう。現在は、香港と北京を往復しながら活躍する余監督からは、祖国復帰以来の香港と大陸との、さ...