北京最古の寺　潭柘寺

市街地の西約40キロ、門頭溝区宝珠峰の山中にある。創建されたのは今から1600年ほど前の晋の時代。北京一帯では最も古い寺として知られ、「先ず潭柘寺ありて、後に燕京の城建てり（燕は北京の旧称）」という言葉もあるほどだ。寺の裏側に竜潭という淵が、寺の前には柘（ヤマグワ）の木があるため、この名が付いた。寺は山の斜面に沿って建てられており、境内の建築群はどれも雄壮だ。中軸線に沿って牌楼（鳥居形の門）、山門...