『人間四月天』（人の世四月の空）ドラマと共に人気沸騰

台湾の作家王海玲が、テレビドラマのために書き下ろした脚本。今世紀初頭に活躍した詩人徐志摩（一八九六～一九三一年）の愛と運命を描いている。張幼儀、林徽音、陸小曼という三人の女性との波瀾万丈の物語が作品の核になっており、詩情に富む言葉遣いで、人生とは何か、愛とは何かを問いかけている。テレビドラマは大陸と台湾の合作で、高い視聴率を記録した。ただ、「ドラマは面白いが、登場人物の一部は実際の本人の姿とかけ離...