中国の多くの少数民族は、祭日に面をつけ舞踏を行う風習がある。ラマ教の信者が行う「祀神舞(ししんぶ)」もその一例に数えられる。北京のラマ教寺院として名高い雍和宮では、毎年旧暦一月二十三日から二月一日にかけて「祈原大法会」を行い、最後の二日間に「打鬼(だき)」を行う。この「打鬼」も民族伝統の「祀神舞」といえるだろう。「打鬼」は北京での俗称で、「跳神」とか「跳鬼」と呼ばれることもある。また北京のモンゴル...
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中国の多くの少数民族は、祭日に面をつけ舞踏を行う風習がある。ラマ教の信者が行う「祀神舞(ししんぶ)」もその一例に数えられる。北京のラマ教寺院として名高い雍和宮では、毎年旧暦一月二十三日から二月一日にかけて「祈原大法会」を行い、最後の二日間に「打鬼(だき)」を行う。この「打鬼」も民族伝統の「祀神舞」といえるだろう。「打鬼」は北京での俗称で、「跳神」とか「跳鬼」と呼ばれることもある。また北京のモンゴル...