河北省の省都·石家荘市の北に隣接する正定県に、隆興寺という古寺がある。創建は隋の開皇六年(五八六)、当時は竜蔵寺といった。北宋の開宝四年(九七一)の再建で大きく拡張され、このとき隆興寺と改称した。当時の建築様式のほか、彫刻、壁画、書などの貴重な文物を今に伝え、宋代芸術の宝庫と称されている。摩尼殿に見る時代性隆興寺は、敷地八万二千五百平方メートルという広大な寺院。「双竜戯珠」の照壁(正門の後ろにある...
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河北省の省都·石家荘市の北に隣接する正定県に、隆興寺という古寺がある。創建は隋の開皇六年(五八六)、当時は竜蔵寺といった。北宋の開宝四年(九七一)の再建で大きく拡張され、このとき隆興寺と改称した。当時の建築様式のほか、彫刻、壁画、書などの貴重な文物を今に伝え、宋代芸術の宝庫と称されている。摩尼殿に見る時代性隆興寺は、敷地八万二千五百平方メートルという広大な寺院。「双竜戯珠」の照壁(正門の後ろにある...