幼い頃、春節(旧正月)になると、周りの大人たちからお年玉の入った「紅包(ホンパオ)」という小さな紙袋をもらったものだ。普通袋に入っているのは、せいぜい一角か二角(一角は一元の十分の一)。もしもたくさん入っていた場合は親に渡さなければならず、結局自分のものになるのは一角か二角だった。当時はそれに納得がいかず、いつも腹を立てていたのを思い出す。ところが、私も大人になり、ひとの子供にお年玉をあげるように...
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幼い頃、春節(旧正月)になると、周りの大人たちからお年玉の入った「紅包(ホンパオ)」という小さな紙袋をもらったものだ。普通袋に入っているのは、せいぜい一角か二角(一角は一元の十分の一)。もしもたくさん入っていた場合は親に渡さなければならず、結局自分のものになるのは一角か二角だった。当時はそれに納得がいかず、いつも腹を立てていたのを思い出す。ところが、私も大人になり、ひとの子供にお年玉をあげるように...