前回から『唐詩三百首』の鑑賞を始めました。古典の優れた漢詩を詩人の立場で、詩人の感情で読んでみたいと願っています。私達日本人は、漢詩を文法·漢字の字義だけで鑑賞、解釈している場合が多いのです。それでは、前回紹介した「言外の意」「絃外の音」「味外の味」を漢詩の中から感じることはあまり出来ないと思うのです。特に優れた漢詩は、私の鑑賞眼からすると、作者が失意の中にあったりしている場合が多いと思うのです。...
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前回から『唐詩三百首』の鑑賞を始めました。古典の優れた漢詩を詩人の立場で、詩人の感情で読んでみたいと願っています。私達日本人は、漢詩を文法·漢字の字義だけで鑑賞、解釈している場合が多いのです。それでは、前回紹介した「言外の意」「絃外の音」「味外の味」を漢詩の中から感じることはあまり出来ないと思うのです。特に優れた漢詩は、私の鑑賞眼からすると、作者が失意の中にあったりしている場合が多いと思うのです。...