山名は李白の詩から中国仏教の四大聖地の一つに数えられる九華山は、初め九子山と言った。大詩人李白がこの山を三回訪れ、百首もの詩を詠んだ。その中に、「妙有(みようう)、二気を分ち、霊山、九華を開く」という一句があり、これによって後人が「九華山」と呼ぶようになった。妙有は、宇宙の本体といったもの。それが陰陽二つの気を生み、九華という霊山を開いた、というのだ。北京から汽車で約千百キロ南下して安徽省の省都·...
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山名は李白の詩から中国仏教の四大聖地の一つに数えられる九華山は、初め九子山と言った。大詩人李白がこの山を三回訪れ、百首もの詩を詠んだ。その中に、「妙有(みようう)、二気を分ち、霊山、九華を開く」という一句があり、これによって後人が「九華山」と呼ぶようになった。妙有は、宇宙の本体といったもの。それが陰陽二つの気を生み、九華という霊山を開いた、というのだ。北京から汽車で約千百キロ南下して安徽省の省都·...