禅宗と少林拳法の発祥の地として知られる少林寺は、洛陽の東南約六十キロ、河南省登封県少室山の北麓にある。創建は、北魏·孝文帝の太和十九年(四九五)。当時は一帯に林が茂っていたので、この名がついた。現在の少林寺は、山門内の白衣殿、千仏殿(別名、毘盧(?)閣)などのほか、門外の初祖庵、二祖庵、達磨(だろま)洞、塔林などを含む。達磨、面壁九年の修行禅は、インドに始まる。梁·武帝の大通元年(五二七)、仏の正...
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禅宗と少林拳法の発祥の地として知られる少林寺は、洛陽の東南約六十キロ、河南省登封県少室山の北麓にある。創建は、北魏·孝文帝の太和十九年(四九五)。当時は一帯に林が茂っていたので、この名がついた。現在の少林寺は、山門内の白衣殿、千仏殿(別名、毘盧(?)閣)などのほか、門外の初祖庵、二祖庵、達磨(だろま)洞、塔林などを含む。達磨、面壁九年の修行禅は、インドに始まる。梁·武帝の大通元年(五二七)、仏の正...