大根で百病退散

「大根食べてお茶飲めば、心も晴ればれ医者要らず」―北京や天津などでは、こんなことわざが古くから言われています。冬が来ると、ストーブを赤々と燃やして大根を食べるのが最高。心身ともに伸びやかとなり、百病退散、お医者など探し回ることもない、だから医者の方が焦って町中走り回る。そんな情景を言ったものです。大根は、夏の一番暑いときに種をまき、晩秋に収穫して冬まで穴蔵の中に貯蔵しておきます。こうすることによっ...