●歴史の謎『神農本草経』は誰が書いたのか『神農本草経』(略称は『本経』あるいは『本草経』)は中国現存の最古の薬に関する書物である。三巻に分かれたこの本は各種の薬物を三百六十五種収めており、そのうち植物類の薬物は二百五十二、動物類は六十七、鉱物類は四十六ある。薬物は三等に分かれ、毒のないのは上品とされ「君」と呼ばれるが、毒性の軽いのは中品で「臣」、毒性のひどいのは下品で「佐使」と呼ばれている。このほ...
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●歴史の謎『神農本草経』は誰が書いたのか『神農本草経』(略称は『本経』あるいは『本草経』)は中国現存の最古の薬に関する書物である。三巻に分かれたこの本は各種の薬物を三百六十五種収めており、そのうち植物類の薬物は二百五十二、動物類は六十七、鉱物類は四十六ある。薬物は三等に分かれ、毒のないのは上品とされ「君」と呼ばれるが、毒性の軽いのは中品で「臣」、毒性のひどいのは下品で「佐使」と呼ばれている。このほ...