嵩山(ソンシャン)は中国中部、河南省登封県の西北に位置し、伏牛山脈に連なる標高1440メートルの名峰である。泰山、華山、恒山、衡山と共に「五岳」と並び称され、古来「天下の名山、嵩山の右に出るものなし」とたたえられる。嵩山は歴代帝王が天地、祖霊を祭り、学者文人が宴を催し、学問を講ずる大事な場所でもあった。史上70余人の帝王がこの山で祭りを行い、碑や廟(びょう)を建てた。この辺りは一面名所旧跡が密集し...
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嵩山(ソンシャン)は中国中部、河南省登封県の西北に位置し、伏牛山脈に連なる標高1440メートルの名峰である。泰山、華山、恒山、衡山と共に「五岳」と並び称され、古来「天下の名山、嵩山の右に出るものなし」とたたえられる。嵩山は歴代帝王が天地、祖霊を祭り、学者文人が宴を催し、学問を講ずる大事な場所でもあった。史上70余人の帝王がこの山で祭りを行い、碑や廟(びょう)を建てた。この辺りは一面名所旧跡が密集し...