前回まで遣唐使藤原葛野麻呂、弘法大師等の足跡を追って福州、泉州を回ったのち、寧波に引き返した。それから西の杭州に寄り、蘇州、揚州、楚州、汴州、洛陽と北へ進み、遣唐使の最終目的地―都長安(西安)へ。これが予定している取材コースだ。南路または南島路で明州入りした遣唐使はじめ日本の僧侶、商人たちは、杭州経由で揚州に着き、それから長安を目指すケースが多かった。杭州は隋の煬帝が開いた古代大運河の起点として知...
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前回まで遣唐使藤原葛野麻呂、弘法大師等の足跡を追って福州、泉州を回ったのち、寧波に引き返した。それから西の杭州に寄り、蘇州、揚州、楚州、汴州、洛陽と北へ進み、遣唐使の最終目的地―都長安(西安)へ。これが予定している取材コースだ。南路または南島路で明州入りした遣唐使はじめ日本の僧侶、商人たちは、杭州経由で揚州に着き、それから長安を目指すケースが多かった。杭州は隋の煬帝が開いた古代大運河の起点として知...