朝(あした)に辞(じ)す 白帝(はくてい) 彩雲(さいうん)の間(かん) 千里の江陵(こうりよう) 一日(いちじつ)に還(かえ)る 両岸の猿声 唏(な)きて住(や)まざるに 軽舟(けいしゆう) 已(すで)に過ぐ 万重(ばんじゆう)の山李白『早(あした)に白帝城を発す』この詩でも有名な長江の三峡が、三峡ダム工事の着手によって新たな注目を浴びている。二〇〇九年にダムが完成すると、水位が一八〇メートルも...
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朝(あした)に辞(じ)す 白帝(はくてい) 彩雲(さいうん)の間(かん) 千里の江陵(こうりよう) 一日(いちじつ)に還(かえ)る 両岸の猿声 唏(な)きて住(や)まざるに 軽舟(けいしゆう) 已(すで)に過ぐ 万重(ばんじゆう)の山李白『早(あした)に白帝城を発す』この詩でも有名な長江の三峡が、三峡ダム工事の着手によって新たな注目を浴びている。二〇〇九年にダムが完成すると、水位が一八〇メートルも...