嘉峪(かよく)関は祁連山脈と黒山が接する谷間にあり、万里の長城の最西端に位置する関所としてよく知られている。古くからシルクロードの要地だった所で、明の洪武五年(一三七二)に大将軍馮勝がここに城関を築いた。その後、長城が造られて城関と接続、西の要塞として機能が整った。万里の長城にある城関の中でもっともよく保存されていて、内城、外城、瓮城、羅城と堀を備えている。われわれはヘリに乗って、城関から討頼河ま...
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嘉峪(かよく)関は祁連山脈と黒山が接する谷間にあり、万里の長城の最西端に位置する関所としてよく知られている。古くからシルクロードの要地だった所で、明の洪武五年(一三七二)に大将軍馮勝がここに城関を築いた。その後、長城が造られて城関と接続、西の要塞として機能が整った。万里の長城にある城関の中でもっともよく保存されていて、内城、外城、瓮城、羅城と堀を備えている。われわれはヘリに乗って、城関から討頼河ま...