農民の巨匠　北京で個展

「農民芸術の巨匠」と呼ばれている劉文西画伯（西安美術学院院長）の個展が、このほど北京の中国美術館で開かれ、陝西北部の農民生活を描いた作品三百点余が大きな感銘を与えた。劉文西は、一九五〇年代に浙江美術学院を卒業後、西安美術学院で教師となった。以来三十年余の間に、陝西北部の農村を何度となく訪ね、農民と友情をかわしあった。そうして生み出された作品は一万点をはるかに超え、中国農民が自身の力で新しい時代を切...