文·李順然え·干叔方第七話(本誌}九九一年七月号)で七月は北京のいちばん暑い月だと書きました。たしかに、漢詩のなかにある「南州の渥暑酔うて酒の如し」(唐·柳宗元ー七七三~八「九年『夏昼偶作』)といった蒸し暑い日、「日光は水を煮て復た湯と成る」(宋·楊万里―一一二四~一二〇六年『五月初二日苦熱』)といった太陽が照りつける日、「万国洪炉の中に在るが如し」(唐·王穀ー生没年月不詳『苦熱行』)といった寒暖...
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文·李順然え·干叔方第七話(本誌}九九一年七月号)で七月は北京のいちばん暑い月だと書きました。たしかに、漢詩のなかにある「南州の渥暑酔うて酒の如し」(唐·柳宗元ー七七三~八「九年『夏昼偶作』)といった蒸し暑い日、「日光は水を煮て復た湯と成る」(宋·楊万里―一一二四~一二〇六年『五月初二日苦熱』)といった太陽が照りつける日、「万国洪炉の中に在るが如し」(唐·王穀ー生没年月不詳『苦熱行』)といった寒暖...