大昌鎮から巫山県にもどったが、棧道は対岸の南岸にあるので巫山県を離れたあとは渡し船で河を横断する。そのまま流れに従って東に下れば巫峡にはいるわけだ。全長約四五キロの巫峡は紆余曲折し、両岸に次々と奇峰が現れる。その中でもよく知られているのが巫山十二峰だ。十二峰とは北岸の登竜、聖泉、朝雲、望霞(別名神女)、松轡、集仙の六峰、南岸の浄壇、起雲、上昇、飛鳳、翠屏、聚鶴の六峰。棧道を行くこと三〇キロで青石と...
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大昌鎮から巫山県にもどったが、棧道は対岸の南岸にあるので巫山県を離れたあとは渡し船で河を横断する。そのまま流れに従って東に下れば巫峡にはいるわけだ。全長約四五キロの巫峡は紆余曲折し、両岸に次々と奇峰が現れる。その中でもよく知られているのが巫山十二峰だ。十二峰とは北岸の登竜、聖泉、朝雲、望霞(別名神女)、松轡、集仙の六峰、南岸の浄壇、起雲、上昇、飛鳳、翠屏、聚鶴の六峰。棧道を行くこと三〇キロで青石と...