獣の体、鷹のくちばし、鹿のつの、全身に浮き彫りにした流雲紋がある。漢代の匈奴(きょうど)族が器物の飾りにしたもの。人が竜を馭しながら香炉を持ちあげてしる持ちあげている。奇抜で独創的なデザイン感覚に脱帽させられる。鬲は穀物の蒸し器で、ふつう三足。四足のものは珍しい。陕西省の省都西安市はむかしの長安。紀元前11世紀から1100年にわたって、周、秦、漢、唐など13b)王朝の都として繁栄を誇ったところだ。...
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獣の体、鷹のくちばし、鹿のつの、全身に浮き彫りにした流雲紋がある。漢代の匈奴(きょうど)族が器物の飾りにしたもの。人が竜を馭しながら香炉を持ちあげてしる持ちあげている。奇抜で独創的なデザイン感覚に脱帽させられる。鬲は穀物の蒸し器で、ふつう三足。四足のものは珍しい。陕西省の省都西安市はむかしの長安。紀元前11世紀から1100年にわたって、周、秦、漢、唐など13b)王朝の都として繁栄を誇ったところだ。...